オーストラリアでの引っ越し費用はたったの4万円

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オーストラリアでは不動産価格がとても高いです。

そのため、学生や独身の若い世代は
アパートや一軒家を複数人でシェアして家賃を安く抑えます。

最近では日本でもシェアが増えてきたようですが…。

引っ越しにかかる初期費用は
物件によってかなり異なります。

家具付きのシェアであれば、
自分の服や身の回りの物さえ持参すれば
身一つで入居できます。

家具を買う必要がないのは、
費用を非常に節約できます。

家具付きではないシェアもありますが、
その場合だともちろん家具を購入しないといけないので
その分費用が掛かります。

また、いったん家具を買ってしまうと、
次の引っ越し先が家具付きである場合は
処分しないといけなくなります。

次も家具がついていない場所を選べばいいのですが、
家具を運ばなければならないので、
その手間と費用が掛かります。

ワーキングホリデーや学生ビザなどで、
最大でも数年しか滞在しないのであれば
家具付きのシェアがお勧めです。

私はいつも家具付きの所に住んでいました。

その場合、引っ越しにかかる費用はこんな感じです。

・家賃:一週間~二週間先払い
・ボンド:家賃二週間~四週間分
 (物を壊したなどの問題がなければ退去時に返還)

家賃のシステム

家賃は週払いか、二週に一回の場合ばかりで、
日本のように月単位で払う所はまずありません。

家賃は住む地域によって変わってきますが、
私が住んでいたシドニー西部地域では
個室だと週200豪ドル(約2万円)でした。

裕福なエリアの北部・東部地域だと
もっと高いです。

部屋を他の人とシェアすると家賃は安くなりますが、
人見知りで社交的ではない私は
個室だけは絶対に譲れませんでした(苦笑)

家賃に水道代、光熱費とインターネット代などが
含まれているかどうかは物件によります。

含まれていない場合は、別途費用が掛かります。

ボンドとは

ボンドとは、一時預かり金のことです。

住む前の下見で見学に訪れた時に、
その物件が気に入って引っ越したい、という時に
その物件のオーナーに支払います。

手付金のようなものですね。

オーナー側からすると、口頭だけの約束だと
テナント候補が入居予定日直前などに考えを変えた時に
テナントがいなくなって収入が途絶えてしまう訳です。

なので、それを防止するためのものです。

また、テナントが入居した後に
家具など何か共有の物を壊してしまった場合など、
修理費がボンドから差し引かれます。

他には、例えば退去時は二週間前に知らせるという
決まりがあるのに、二週間を切ってから知らせて、
急に引っ越すことにした場合などもボンドは返って来ません。

そういった問題がなければ、
ボンドは退去時に全額返還されます。

ですから、例えば上に書いたような私の場合ですと
引っ越しにかかる初期費用は
いつも平均で大体800豪ドル(約8万円)ほどでしたね。

内訳はこうなります。

・家賃:2週間分の400豪ドル
・ボンド:2週間分の400豪ドル

しかもボンドは退去時に返ってくるので
実質400豪ドル(約4万円)といった感じでしょうか。

という訳で、オーストラリアでの引っ越しは
日本の引っ越しよりずっと安く済んでしまいます。

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