内部被爆を避けるにはどんな食品を避けたら良いのか?
放射能の移行係数が高いお茶、キノコ、ベリー類、
牛乳と魚が危ないので、避けるといいと思います。
この記事ではこの中から、魚について。
魚は日本人がよく食べる食材で、
料理の具材にするだけではなく、
出汁に使ったりなど用途が多いです。
しかし、魚は今の日本で食べるには大変危険です。
なぜなら、魚にはストロンチウムが蓄積されているからです。
ストロンチウムはカルシウムと体内での挙動が似ていて、
体に取り込むと体がカルシウムと勘違いして
骨に取り込んでしまいます。
そして、取り込まれた骨から放射線を出し続けるので、
ゼロ距離で内部被爆し続けてしまいます。
現在も福島第一原発からは毎日300トンの汚染水が海洋に放出されており、
その中にストロンチウムが含まれています。
そして、魚がこのストロンチウムを体内に取り込み
骨に蓄積されています。
だから、ちりめんじゃこなどの小骨ごと食べる魚は
本当に危ないです。
ストロンチウムを取り込むと、
骨が弱くなって歯が欠けやすくなったり
骨折しやすくなったりします。
また、それだけではなく、
糖尿病や白血病にもなる危険性が劇的に増えます。
スターングラス博士という、
ピッツバーグ医大で放射線医学名誉教授を務めている物理学者の
インタビューでその危険性について語られています。
S博士「……ストロンチウム90から出来るのが、イットリウム90だ。これは骨じゃなくて、すい臓に集中する。すい臓というのは、糖尿をおさえるホルモン、インスリンを分泌しているから、ここに異常が出ると糖尿病になる。……インスリンがうまく生産されないようになって、血糖値が上がってしまうのだ。今までは放射能が糖尿病と繋がっているなんてまったく認知されていないのだ。これで分かっただろう、国際放射線防護委員会(ICRP)は、当初、放射能の影響として、特定のがんと奇形児くらいしか認めなかったのだ。未熟児、乳児の死亡や、肺、心臓、すい臓、これらの部位への影響はすべて無視されてきたのだ。」
(「僕と核 8. スターングラス博士インタビュー」http://www.e22.com/atom/page08.htm 2015年6月18日アクセス)
Wikipediaによると、スターングラス博士は
「核実験による放射性降下物と原子炉からの放射性廃棄物による人体の健康、特に発達中の胎児や幼児への影響について広範な疫学調査を行なった。この結果をもとに、アメリカ合衆国議会、米国科学アカデミー、州議会、政府の規制当局での公聴会の証人として証言した」そうです。
また、博士は福島の事故と広島、長崎の原子爆弾の影響について、
以下のように述べています。
(同上「僕と核 8. スターングラス博士インタビュー」)
魚が危ないのは分かっているけれども、
魚が大好きでどうしても魚を食べたい!という方は、
ホワイドフード株式会社の魚だと比較的安全そうです。
この会社は、「あんしんな食で人々を幸せに」の経営理念のもとに、
北海道の食材を放射能測定器で計測して(サンプル検査)、
販売している会社です。
検出限界値も0.5Bq/Kgですごく低いです。
大手の製菓会社のブルボンなどは検査しているとはいえ、
20Bq/Kgが検出限界値なので、
この会社がどれだけ精度にこだわっているかが分かります。
測定にゲルマニウム半導体検出器を使っていますし、
ストロンチウムの検査まで行っているようですから、
これはかなり安心です。
また、「魚セット」は「北海道産で海流的に福島原発事故由来の
放射性物質が届かないであろう海域、または海外産から選定」されており、
「危険厨」垂涎の品揃えではないでしょうか。
こだわり具合は以下のページ下部に書かれています。
何だかステマのようになってしまいましたが、被曝は累積ですから、
摂取する機会が多い食品ほど汚染を避けるのが吉です。