ニュージーランド移住のデメリット

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ニュージーランド移住のデメリットとは
何でしょうか?

 

 
それは、おそら物価の高さにつきるかと思います。

ニュージーランドの最低賃金は、
時給で14.25ドル(税金込み)です。

 

年収や雇用形態、仕事を掛け持ちしているかなどにより
税金がどれだけかかるかは異なります。

私が日本にいた2012年には、
1NZドルが60円台だったのに
今となっては90円台後半です。

 

何を買うにしても本当に値段が高く、
到着直後は驚くと思います。

 

食べ物だと特に肉類が高くて、
鶏肉の手羽元が特価の最安値で
1キロ6ドル(約600円)です。

ニュージーランドは地理的に孤立しているので、
ほとんど全ての物を輸入する必要があります。

ですから、そのせいで運送費が上乗せされて
割高になっています。

 

 

オーストラリアも日本と比べて物価が高いですが、
そのオーストラリアよりもさらに高いです。

 

一度、同じブランドの同じアウターの値段を見比べた時に、
ニュージーランドで買うと
50ドル高いのを発見したのにはさすがに驚きました。

こちらでの賃金は
日本での最低賃金よりは高いとはいえ、
それでもやはり割高です。

おかげで、ニュージーランドは
お隣のオーストラリアへの人材流出が
止まらないんだそうです。

まず前提として、
ニュージーランドの市民権を持っている人は
オーストラリアにも住めます。

逆も同じで、オーストラリアの市民権の持ち主は
ニュージーランドに住めます。

 

日本で言ったら、国内で引越しするような感覚で
いきなり行っていきなり住めるのですね。

オーストラリアは人口が多いので
価格競争があり、物価がニュージーランドよりも安いです。

また、オーストラリアの景気は
失速してきているとはいえまだまだ良く、
賃金もニュージーランドより遥かに高いです。

例えば、同じプロ大工の仕事をするにしても、
ニュージーランドだと時給30ドルで、
オーストラリアだと時給70ドルです。

 

 
同じ仕事を一時間して、何と約4000円の差額。

 

 

しかも、ビザの壁もない。

正直、私もニュージーランド出身なら
オーストラリアに行きますね(笑)

それでは、どうしてそれでもニュージーランドで
永住権を目指す外国人が多いのか?

 
それは、オーストラリアに比べると
ニュージーランドの方がビザを取りやすいからです。

労働ビザしかり、永住権しかり。

 

一方、オーストラリアは景気が良いので
移民先として大人気。

数年の労働ビザを取ることさえ
極めて難しい状況です。

だから、まずはニュージーランドで
市民権を取りに行く人が多いのです。

急がば回れ、ですね。

 

ニュージーランドで労働ビザを取って
その後永住権取得にまでこぎつけると、
5年間で市民権が取れます。

そうすると、その後オーストラリアに移住できるのです。

このような「二重移民」が
オーストラリアにはとても多いのだとか…。

物価が高くとも、いわばそれを上回るメリットが
ニュージーランドにはあるのです。

 

 

もちろん、ニュージーランドでも
労働ビザを取るのは年々難しくなってはきています。

私は幸いパートナーが
先日2年間の労働ビザを取得したので、
パートナーと事実婚の申請をもうすぐ行います。

移民局に認可されれば、
私も2年間ニュージーランドへの滞在が許可されます。

 

 
パートナービザ申請については、
自分の申請が終わってから
条件ややり方などまだご紹介します(笑)

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