プロフィール


菊川美代子

2012年3月に同志社大学大学院博士課程単位取得退学、2012年5月にオーストラリアへワーホリビザで渡航。
オーストラリアで2年間のワーホリ、NZで1年のワーホリを経て、現在はパートナービザ(Work Visa Based on Partnership)にてNZに滞在しています。
オーストラリアで出会ったアイリッシュのパートナーと永住権目指して奮闘中。
私のオーストラリアワーホリ体験談はこちら

→詳しいプロフィール

ご連絡はmiyoko.kikukawa★gmail.comまでどうぞ。(★を@に変えてください)

ダニーデン二泊三日の弾丸旅行

 

ニュージーランド南島にある都市、ダニーデンに2泊3日で出かけてきました。

 

 

一日目

16時前にオークランドからダニーデンに到着。

ダニーデン空港から市内までの空港バスは何と運行していないので、
何社かあるシャトルバス会社の中から選んだ

Kiwi Shuttleという会社のシャトルバス($20)に乗って
宿泊場所へと向かいました。

宿泊先はホテルやモーテルではなくAirbnbから選んだ、
住宅街のど真ん中にある小さな一軒家でした。

ホストはペットの猫と一緒に暮らしている40代くらいの女性。

家の中はとても暖かく、装飾も可愛いおうちで、
一泊$40ほどでした。

 

ホスト宅から市中心部まではバスの距離だったのですが、
私はうっかり現金を忘れてしまい、
しかも一番近いATMは2.5km先だったので
現地に住んでいる友達の車に送迎をお願いすることに・・・。

いつも私は買い物をEftposカード決済で済ませ、
バスもオークランドではAT Cardという
Pitapaのようなカードを使って払っているので
現金を使わない生活を送っていることを痛感しました。

2泊なのでさして多くもない7kgの荷物を荷解きし、
しばらくゆっくりしていると友達の車が到着したので
再会を喜びつつ市中心部へ。

一日目は市内に到着したのが18時頃だったため
夕食を友達と一緒に食べ、ホスト宅まで送ってもらって解散。

二日目

翌日は朝9時に友達に車で迎えに来てもらい、
世界一急な坂・ボールドウィンストリートに
車で登ってきました(笑)

坂の一番上には中国人の団体観光客がいて
写真を撮っていました。

 

自分達の写真撮影を自撮りで済ませ、
車で坂を下りノックス教会へ。

 

こじんまりとした教会で、5分ほどで見学終了。

内部の装飾が割と豪華だったので英国国教会所属かと思いきや
長老派だったので驚きつつ、次はオルベストン邸へ。

オルベストン邸は裕福なイギリスの貿易商が
1906-1966年にその家族と住んだ豪邸です。

入館料はツアー付きで$20で、
邸宅自体は小さいので入館はせず
無料で開放されている庭園とお土産屋のみ見学しました。

オルベストン邸の後はオタゴ大学へ。

半年ほど前にTVでオタゴ大学のCMが繰り返し流れていて
美しい歴史的建造物の校舎が映し出されていたので
楽しみにしていました。

でも、実際にはCMで映し出されていた一つの校舎だけが
歴史的な美しい建築で、しかも私が訪れた時は改修中。

それでも中には入れたので入って少しうろうろしてみましたが、
中には事務室しかなく特に何も見るべきものはなし…。

がっかりしながらオタゴ美術館へ。

オタゴ美術館は自然史博物館で、入場料は無料です。

 

オタゴ半島の歴史を学べる展示物が盛り沢山でした。

ヨーロッパからの移民の入植当時には
クジラの歯や油を取る捕鯨産業が
ダニーデンの主要産業であったことを知れて面白かったです。

クジラの歯で作られたクジラの彫刻

 

次はEmersonというビール工場の見学へ。

私はお酒を飲まないのですが、
工場見学には興味があるで一度見てみたかったのと
友人はお酒が大好きなので(笑)

飛び込みで$29でツアーの予約をしましたが、
私と友人の二人しかツアー客はいませんでした。

ビール工場見学中に、
ガイドさんから日本のキリンが親会社だと聞いて驚きました。

日本のマーケット開拓を狙っているのだそうです。

製造は100%ダニーデンで、
日本からの原材料は仕入れていないようなので
安心しました。

見学終了時にビールの試飲をさせてもらえます。

 

この試飲ボックスは見学終了時に渡してもらえて、
それを備え付けのバーに持って行って飲めますので
急いで飲まないといけないというのがなくてよかったです。

という訳で併設されているバーで食べ物を注文して、
そこでランチに。

私は下戸なので少し飲んだら気持ち悪くなってダウンしましたが
友人は私も分も飲んでくれて喜んでくれたので良かったです(笑)

その次は友人おすすめのOp Shop(古着屋)二件へ。

可愛い冬物のニットとカラーパンツ、
鞄を安い値段で買えて満足しました。

その時点で17時を回っていて、
気が付けば朝9時から一日中観光して疲れていたので
タイ料理屋で持ち帰りの料理を注文して
ホスト宅に帰ってくつろぎながら食べて、
シャワーを浴びてすぐ寝ました。

三日目

朝9時にホスト宅からチェックアウトした後は
バスで市中心部の友人宅へ。

バス停でバスを待っていると
地元のお爺さんが気さくに話しかけてきて
オークランドより人との距離が近い気がしました。

友人宅は市中心部という便利な立地の上に
元ホテルをアパートにしたという豪華な作りで、
部屋も広いのにオークランドよりはるかに安い家賃だったので
オークランドからいつかは引っ越そうという決意が
ますます固くなりました。

この日は友人に用事があり忙しかったので
基本的に徒歩での一人観光でした。

まずはFirst Church of Otagoへ。

ダニーデンに最初に建てられた教会です。

残念ながら改修中で中に入れず、
Heritage Roomという部屋が見学者用に設けられていましたが
そこの開室時間が10時からで、
その部屋も小さくてあまり大した展示物はなさそうだったのと、
私が着いたのが9時50分だったので
外から教会を眺めて写真を撮っただけで去りました。

 

 

次はSt. Paul’s Cathedralへ。

とても大きな教会で、元神学研究科としては色々と興味深く、
1時間弱いたかもしれません。

 

オルガンが印象的な所でした。

 

そしていよいよ、この旅で一番の目当てだった
Otago Settlers Museumへ。

 

 

この博物館はダニーデンへの移民に焦点を当てたものです。

何年代にどこの国から移民がたくさん来たか、
どうして特定の時期に移民が押し寄せたか、
入植当時の移民が住んでいた家の復元セットなどが
展示されています。

ダニーデンにはスコットランドからの移民が多いのですが、
特にハイランドという地方からの移民が多いそうです。

町中にも一件スコティッシュショップがあり、
今でもスコットランド移民の息遣いを感じました。

景気が悪化し住民の飲酒と薬物の問題が深刻になった時代に
プロテスタントの教派は禁酒運動を支援したけれども
カトリック教会は支援しなかったという展示は
なるほどと特に興味深かったです。

お酒を醸造していたのも、酒屋を営んでいたのも
主にカトリックを信仰していたアイルランド移民であったため、
カトリック教会が禁酒運動を支援すると
信徒の食い扶持を奪ってしまうことになりますし、
信徒からの反発も免れませんからね…。

やはりアイルランドにはDrinking Cultureがあるのだなと
私の配偶者のアイルランド人を思い描きながら
その展示を眺めていました(笑)

12時半に博物館見学を中断して、
予約していたCudburyのチョコレート工場見学ツアーへ。

食品衛生が厳しいようで工場内部には入れず、試食は一回のみで、
主に見学用の部屋を回って
スーパーでも買える既製品を手渡してもらうというものだったので
一回行けばもういいかな…という感じでした。

Bookmeというサイトで正規料金より少し安い$23で参加したし、
もらった商品をスーパーで買うと15ドル程という感じでしょうか。

このチョコレート工場は大赤字で
来年の三月に閉鎖されるそうなので、
それならと参加を申し込んだツアーでした。

ツアー自体は個人的にはいまいちでしたが、
ツアーが始まるまでの待ち時間に
Cudburyの歴史を簡単に紹介している大きなコーナーがあり
そこでCudbury社の面白い歴史を学べたのは良かったです。

 

Cadbury社の創業者一族はクエーカー教徒だったので
戦争反対であったこと、
兵隊に召集された従業員のポジションを
そのまま空けておいたこと、
亡くなった従業員の妻と障害を負って帰還した従業員に
年金を払い続けたことなどは全く知らなかったので
「従業員を大切にする、何ていい会社だろう」と感動しました。

 

 

ツアー後はその辺のカフェで軽く昼食を取り、
再びOtago Settler Museumへ向かい
ツアー前に見切れなかった展示を見ました。

 

16時15分~30分にダニーデン駅で
空港へ向かうシャトルバスに拾ってもらう予定だったので、
16時に博物館から歩いて5分ほどのダニーデン駅へ。


 

世界中で最も美しい駅12選に入っているだけあって
美しい駅でした。

外観と待合室、ホームを見学していると
シャトルバスが来たので乗り込み、空港へ。

2泊3日という短い期間の中でかなり詰め込んだ日程でしたが
行ったことがない街に行くのはいつも本当に楽しいです。

オークランドは不動産バブルで家賃が高く
キリがいい所で引っ越したいなと思っているので
旅行がてら次に住むかもしれない街を下見しています。

ダニーデンは町が小さすぎず住みやすそうでしたが、
やはり人口がそう多くないため
(とはいってもニュージーランドで五番目ですが、
何しろこの国の人口は少ないので…)
仕事がなかなかないとのことでした。

そのため、若者はオーストラリアやオークランドへ
働きに行ってしまうのだとか。

また、友人と街にいると友人の友人や知り合いに頻繁に出会ったので
数人辿ればほとんどの人が知り合いや親戚に当たるようなので、
友人も作りやすそうなので良さそうだと思いました。

やはり小さい町に住むとなるとなかなか仕事がないのがネックですが、
仕事さえ見つかれば不動産価格はオークランドに比べて安いし、
快適に暮らせそうな気がします。

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