海外に長期滞在するとなると、
煩雑な書類手続きが必要だというイメージがあるかもしれません。
しかし、実際にはそんなことはなく、
私の場合は15分もかからず全ての手続きが終わりました。
私の場合、必要な手続きは海外転出届の提出のみでした。
市役所でできます。
海外転出届には、氏名と滞在先の国名、
滞在予定期間を書いて提出します。
海外転出届を出すと、書類上、
日本に住んでいないという状態になります。
ですので、国内に住んでいると義務である
国民年金と国民健康保険の支払いが免除になります。
帰国するとまた支払いが義務となって発生しますが、
海外に滞在中は支払い義務が生じません。
この海外転出届を提出しなければ、
書類上は日本に居住している状態のままになります。
そうすると、国民年金と国民健康保険への支払いが
これまでと同じく義務のままです。
国民年金は任意で支払い続けることができますが、
自分の年代はもらえないだろうと思っているので
私は支払わないことにしています。
それに、私は日本を出た時にかなり予算が低く、
また現地で年金の支払いをできるほど
余裕がすぐできるかが不確かでしたので…。
後から払いたくなった場合は追納もできます。
追納は、帰国後二年以内だと過去の未納分を遡って
支払うことができます。
ですので、私のように予算が厳しい人は
当面は支払いを先延ばしにしてもいいかもしれません。
また、転出届を出しておかないと、
住民税の支払いも発生します。
住んでいないのに住民税を支払うというのは、勿体ないです。