数千ドル余分にかけても今すぐニュージーランド永住権を取りたい理由

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Work to Residence Visaが2日前に下りたのですが、
並行してSkilled Migrant Categoryでの永住権取得に取り掛かります。

元々はSkilled Migrant Categoryでの永住権取得予定だったのが、
彼の転職がたまたまいい会社に決まり
Work to Residence Visaがもらえることになったので
Work to Residence VisaはSkilled Migrant Categoryで
永住権が取れなかった場合の保険です。

Work to Residence Visaでも取得後2年で永住権を申請できますし
Skilled Migrant Categoryで永住権を申請となると
ビザ申請料金と移民弁護士費用で余分にお金がかかります。

それでも、私達はニュージーランドに来てかれこれ5年半経ちますし
いい加減にそろそろビザの心配を無くしたいのと、
永住権を取れば給与の3%の額を雇用主が年金として政府に支払ってくれるので
それを考慮すると差額はそう大きくないのです。

あとは、「アルコール依存症の彼があと2年間も雇用をキープできるか?」
という心配が私にはあります…。

という訳で、「書類はもう全部揃っていて、いつでも申請できます」と
移民弁護士からゴーサインをもらったので「今すぐに進めてください」と、
Work to Residence Visaが出たというお知らせのメールへの返信でお願いしました。

雇用主が変わる前にEOIを出したくなかったので、
EOI提出をせずに待っていた状態でした。

Work to Resident Visaの申請直前に受けたImmigration Medicalで、
「彼はアルコール依存症で健康診断に引っかかるのでは?
血糖値や肝臓の数値などが悪いのでは?」

と私は心配していたのですが、血液検査も胸部X線も尿検査も問題なし。

彼の身体は完全に健康でした。

精神依存や失職などで社会的には影響が出ているものの、
若さもあってか現時点では彼の体はとてつもない量の
アルコール消費に耐えられている
ようです。

これが臓器エリートか…とちょっと感心してしまいました。

あとは問診で「薬物やアルコールの依存症ですか?」と聞かれ、
(受診者全員に聞かれます)
彼は「いいえ」と答えたらしいです。

私はそれを聞いて「虚偽の申告では?」と一瞬思ったものの
本人はアルコール依存症ではないという認識だから
問診でそう答えるのは本人的には虚偽の申告ではないし、
実際に検査でも彼の身体は健康だと証明されたわけで…
ビザの健康診断としてはそれで問題ない
のでしょう。

その2週間後に飲酒運転で事故を起こして車を廃車にして仕事を失い、
「俺は依存症だ!一度認めたのに、否認すべきじゃなかった!」
と彼が言っていましたが…。

私もそろそろ慣れてきたもので、その言葉をあまり真に受けず
「2、3週間後には体が回復してきてまた大丈夫という気になって
飲み始めて再び元気に否認し出すだろう」と疑っていました。

すると私の予想は当たり、
先週の火曜に彼が隠れて飲んでいたところを見つけました。

これだけのことを起こしてもなお禁酒が2週間持たないって一体…。

彼は「俺は動物じゃないんだから自分をコントロールできる!」
誇らしげに言い、翌日からまたシラフに戻っています。

何日持つのかわかりませんが。

新しい雇用主にスポンサーしてもらっているビザが下りて、
月曜から彼は新しい車で新しい雇用主の職場で働いています。

ストレスがかかると飲酒してしまうので、
ストレスが少しでも少ない職場だと良いなと祈っています。

あとは、Skilled Migrant Categoryでの永住権審査にかかる
9か月だけ持ってくれさえすれば何とか…。

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