「歳はただの数字」という西洋の考え方

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オーストラリアやニュージーランドでは、
日本ほど年齢差別がありません。

「~歳だから~しないと」
「~歳なのにそんなことしてるの?」

という圧力がありません。

西洋では「歳はただの数字」という考えなので。

日本では、レストランやカフェでのバイトに
30歳未婚の女性が応募すると年齢ではじかれたりします。

また、採用されても同じバイトの若い子と
なんとなく馴染めなかったりなどもあると思います。

でも、こちらではそのようなことはありません。

どんな年齢の人がバイトに入ってきても、
すぐに話しかけて仲良くしようとします。

英語には敬語がないというのも大きいかもしれません。

相手の年齢に応じて尊敬語や丁寧語を使う日本語は、
時として使う側も使われる側にも
壁を作ってしまうことがありますよね。

ですから、こちらに来ても
年齢から仕事探しが難しいのでは?という心配はいりません。

また、日本ではいわゆる「アラサー」の独身女性は
彼氏がいないとまずいのでは、とか
婚活を始めないと売れ残ってしまうかも、と
とかく焦らされますよね。

でも、こちらではその心配もいりません。

そもそも結婚をしない人がたくさんいるので、独身でも何も言われません。

配偶者がいたとしても、
西欧では結婚という形に囚われず
「ディファクト」という事実婚の形式を取るカップルが多いです。

日本では、事実婚と言えば
なんだか「日陰の存在」のような印象を受けますが、
こちらでは三年間一緒に暮らしていれば事実上結婚しているとみなされ、
別れる時も財産分与の権利が結婚している場合と同様にあります

役所に届けを出す必要もありません。

配偶者がビザのスポンサーが必要な外国人、
または私たちのように夫婦がともに外国人である場合は
移民局に書類を出す必要がありますが。

さらには、事実婚という何の届出もしていないカップルの状態で
子供を持つことも珍しくありません。

 

 

このような背景があるので、あなたが未婚であっても、年齢を聞くやいなや

「結婚の予定は?」
「結婚はいつするの?」
「いい年なんだし、そろそろ結婚したら?」

と言ってくる人は誰もいないので快適ですよ(笑)

年齢はただの数字な上に、結婚をしなくてもそれが普通なので。

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