海洋への汚染水流出で起こる意外な問題点

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最近のオークランドは冬の一番寒い時期が終わって
暖かくなってきたと思ったらまた真冬の寒さに戻り、
すっかり体調を崩していました。

健康が一番ですね。

 

さて、南半球はまだまだ冬で寒いですが、
北半球にある日本は夏ですね。

最近の夏は本当に暑くて、まるで日本は熱帯になったかのようだと
日本にいる両親がこぼしていました。

何で気温がそんなに高いのだろうか?地球温暖化かな?と
思っていたのですが、海上保安庁のサイトによれば
日本周辺の海水温が上昇しているようです。

この記事の画像は上記の海上保安庁のサイトのスクリーンショットです。

スクリーンショットを見るとわかるのですが、
福島第一原発周辺の海水温が局所的にで高くなっています。

福島第一原発から比較的高温の海水が沖へと流れてるのが分かります。

色が少し分かり辛いですが、福一周辺だけ27度ですね。

海水温が上昇するとなると、
温度の高い海水が蒸発して周辺の気温も上昇するのだろうか、
と思い調べてみたら、そのようです。

この「K28.海水温と陸上年平均気温の関係」という記事は
近藤純正東北大学名誉教授(理学博士)のサイトに記載されているものです。

その記事によると、「気温は海水温度の影響を受けやすく、
近海が数年間にわたって暖水域に覆われるような場合、
年平均気温が周辺より高くなる可能性がある」
のだそうです。

といっても海水温が一度上がれば気温も一度上がるというのではなく、
水温変動に対する気温変動はおよそ1:0.5の比とのこと。

事故以来一日300トンの汚染水が海洋流出していることは
日本政府も認めています
が、
まさか原発事故で気温まで上昇するとは驚きです。

そもそも何で汚染水がそんなにあるかというと、
核燃料の冷却のために水をかけているからです。

そして、今現在も暖かい水が放出されているということは、
福島第一原発の核燃料は未だに熱いということ、
つまり「冷温停止状態」とは言えない状態なのではないかと考えられます。

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