計画通りに行くのが良い人生とは限らない?

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「一年後にどこで何をしているか、さっぱり見当がつかない人生」

…というと、日本人的な一般的な感覚では
おそらく非常に不安定な響きでしょう。

計画性というものがないのか、と。

でも、一度そんな人生を送ってみると、楽しくて仕方ありません(笑)

未来は分からないことだらけで、
でもだからこそ人生は楽しい
のだと。

早いもので、日本を飛び出してから早4年が経ちました。

 

 

私が日本を出たのは2012年5月26日です。

毎年、一年前のその日の自分からは
想像もできない状況に自分が置かれています。

今年の5月26日はシェアメイトがいない自分達だけのユニットに
アイルランド人のパートナーと住み、
フルタイムでオークランドの街中心部にある日系企業で
受付兼秘書としてオフィスで働いていました。

 

 

一年前の同じ日はWork Visa based on partnershipの申請中で
ビザが降りるか毎日不安でした。

仕事はパートタイムの日本語教師のものしかなく、
貯金が全くできませんでした。

シティーにあるシェアに住み、
嫌なシェアメイトに当たっていたので
早く引っ越したいと毎日願っていました。

二年前の同じ日はオーストラリアでのワーキングホリデーを終えて
ニュージーランドに来たばかりでした。

彼と二人でバッパーに泊まり、
すぐに引っ越しできるシェアを探していました。

三年前の同じ日はオーストラリアでの一年目のワーホリを終え、
シドニーで仕事を探していました。

仕事がなかなか見つからず、彼に養ってもらっていました。

200連敗を覚悟しながら、毎日レジュメを配り歩いていました。

四年前のその日はオーストラリアに到着したばかりで
これから外国で、たった一人で自分がやっていけるだろうか…と
緊張していました。

一刻も早く日本を出たかったので、
少ない貯金額で現地に行ったため金銭的余裕がなく
仕事をすぐ見つけなければ、と焦ってもいました。

きっと来年の同じ日も、
今の自分からは想像できない場所にいて
想像できないことをしているのだろうなと思います。

 

 

そもそも、人生において自分がコントロールできることは
実はとても少なくて、周りの変化や運により
簡単に左右されてしまうのが実情だと思います。

日本にいる時や渡豪当初は
物事が計画通りにいかないことに苛立っていましたが、
あまりに変化が多いので、
変化が起きることに慣れてしまいました(笑)

自分が変えられるものは最善を尽くして変え、
自分が変えられないものは受け入れて楽しんでしまおうと。

変化を恐れるのではなく
楽しんでしまえというように考えが変わりました。

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