オーストラリアとニュージーランドでは、
職場での人間関係の煩わしさがあまりありません。
もちろんゼロではありませんが、
日本に比べると煩わしさは断然下がります。
それはどうしてなのでしょうか?
日本社会でも変わりつつあるとはいえまだまだ終身雇用が主流なので、
終身雇用で入った会社の人間関係が悪くなると
定年退職のその日まで毎日が憂鬱になってしまいますよね。
とはいえ、仲良しグループの集まりでもないので、
当然気が合わない人がいますがうまくやっていかねばなりません。
でも、オーストラリアとニュージーランドは転職社会で
大体2、3年ほど勤めたら他の会社にキャリアアップのために転職します。
業界や職種にもよりますが、
ずっと同じ会社に勤め続けていると
日本とは真逆で「あの人は向上心がない」と言われることも。
さすがに数か月や一年単位で転職すると、
問題がある人だとみなされてしまいますが…。
2、3年しか一か所に勤めないのが普通です。
また、こちらでは有給休暇の取得率が高く、
毎年四週間与えられる有給を一年半溜めて
六週間の有休を取ってゆったりと海外旅行に行く…というのも全く珍しくありません。
ですので、苦手な人が職場にいても、
お互いに長い有給があるので顔を合わせずに済む期間が結構あったりします。
しかも転職社会ということは、
相手もやがては転職するでしょうから、
二年ほどの我慢で相手か自分がその職場からいなくなる可能性もあります。
自分か相手の定年退職まで、ずっと同じ職場で毎日顔を合わせる…
ということにはまずなりません。
終身雇用だと、自分の立場を悪くしないために
職場の気の合わない人にも気を使って合わせないといけない…。
そんな人間関係の煩わしさから逃れると、
本当にストレスフリーな生活ですよ。