空気を読む必要がないという衝撃

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オーストラリアとニュージーランドでは、
空気を読む必要が基本的にありません。

この文化の違いは、日本人の私にとっては衝撃でした。

オーストラリアとニュージーランドは移民の国。

多くの人が色んな国から来ていて、
異なる文化や常識を持っているのが当たり前です。

だから、日本のように黙っていてもこちらの気持ちを読み取ってくれることはまずありません

また、こちらも相手が黙っていたら
何を考えているか、どう感じているかなど全くわかりません。

私がオーストラリアで体験した異文化体験を一つ…。

友人の婚約披露パーティーに呼ばれた時のことです。

会場は近所にあるお洒落なバーで、パーティーは19時開始とのことでした。

日本人の私は、19時少し前にバーに到着。

ところが、バーにはパーティーの出席者らしき人が誰もいませんでした。

19時15分になっても状況は変わらず。

場所を間違えたのかもしれないと思った私は
慌てて携帯電話でパーティーに来るはずの友人に連絡を入れました。

「もう19時15分なのに、誰もいない。私は違うバーにいるの?」

すると、電話をした友人が慌てて駆けつけてくれ、
私にこう言いました。

「19時開始と言われたら、21時頃に来なくてはいけない。
主役の友人にも今電話したけど、
今シャワーを浴びているからあと2時間ほどで家を出るって。
誰も時間通りには来ない。
日本は違うのかもしれないけど、こっちでは開始時間というのは、
出かける準備を始める時間なんだよ…。」

この時に受けた衝撃は未だに忘れることができません(笑)

一事が万事、こんな調子です。

こんな文化差がお互いに常にある状態で、
空気を読むことは不可能です。

違う文化がお互いの背景にあるので、
お互いに説明をしないと分からないのです。

空気を読むことが不可能なので、
空気を読む必要がなくて楽ではあります。

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