ニュージーランドで一難去ってアイルランドでまた一難?

スポンサーリンク

 

ビザの方面が落ち着いたと思ったら、
今度はパートナーの家族が若干の非常事態になりました。

先週末にパートナーのお父さんが珍しく彼にほろ酔いで
スカイプで電話をかけてきて(いつもは彼がかけるばかりなので)、
「体の痛みが酷い。ここ2・3日は自殺を考えているくらいだ」と言っていて、
彼はアイルランドに短期間急遽帰ることにするかも…という事態になっています。

彼は今試用期間中なのと、航空券を買うお金もまだ溜まってないので
迷っているみたいですが。

お父さんはだいぶ前からステージ4の癌で
病院ではなく自宅で介助の必要もなく元気に過ごしてきたのですが、
癌が進行して体が辛くなってきたようです。

このお父さんがまた生きるアイルランドの近現代史みたいな人なんです。

北アイルランド出身で、子供の頃に家にいきなり入ってきたイギリス軍兵士から
頭に銃を突きつけらて殺されそうになり、
それで青年時代はIRA(Irish Republican Army)に加入して
アイルランド共和国独立に向けて武力闘争をしていました。

今でいうテロですね。

といってもお父さんはIRA時代の話を家族にもほとんどしないので
詳しくは彼も全然知らないそうです。

ただ、お父さんの体中に古傷がたくさんあるそうです。

お父さんの兄弟もIRA時代にした何かが原因で
精神的に異常をきたして行方不明です。

彼の予想では、「おじさん達はテロを起こした時に
無実の人達を爆弾か何かで大量に殺してしまって、
心が耐えられなかったんじゃないか」
とのことですが…。

IRAを去った後、お父さんはどういう経緯でかは不明ですが
現在のアイルランド共和国、南アイルランドに行きそこで結婚。

そのうち彼を含めた子供たちも生まれ、
そこで会社員生活を送って家族を養い最近リタイアしました。

お父さんは今でも「ファッキンプロテスタント」
「ファッキンイングリッシュ」と普通に言っているほどイギリスが大嫌い
ですが、
娘の彼氏がイギリス人で仲良くしているし、
イギリス人が嫌いなのではなくイギリスのestablishmentが嫌いなんだそうです。

こういうアイルランド近現代史の話をアイルランド人から聞くと、
アイルランドとイギリスの関係は韓国と日本の関係に似ているなと思います。

最近、日本の報道が「韓国での反日デモの様子」と掲載した写真を目にしましたが、
デモ隊が掲げていたプラカードには韓国語で
「NO 安倍」(「安倍」の部分が韓国語)と書かれていて、
いわゆる「反日」、日本人が嫌いというより日本のestablishmentに反対なのであって、
彼のお父さんと同じだなとふと思いました。
記事編集

タイトルとURLをコピーしました