プロフィール


菊川美代子

2012年3月に同志社大学大学院博士課程単位取得退学、2012年5月にオーストラリアへワーホリビザで渡航。
オーストラリアで2年間のワーホリ、NZで1年のワーホリを経て、現在はパートナービザ(Work Visa Based on Partnership)にてNZに滞在しています。
オーストラリアで出会ったアイリッシュのパートナーと永住権目指して奮闘中。
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Restricted Licence実技試験当日



 

前回の記事の続きで、
Restricted Licenceの実技試験当日の様子をレポートします。

 

試験会場と日時の選定

私はインストラクターから毎週に時間レッスンを受けていたのですが、
インストラクターからVTNZ North Shoreの試験官は
審査基準が甘い人が多い、とアドバイスをもらったので
自宅から来るまで30分のその試験会場を選びました。

確かに、このサイトによると、2014-2015年とデータが少し古いですが
Restricted licenceの試験合格率は85%と一番高く、
二番手のVTNZ Franktonの73%を大きく引き離しています。

私の自宅はオークランド東部なので
毎週土曜はレッスンでノースショアに行き、
そのVTNZの3パターンある試験コースをひたすら運転して
運転技術を磨きつつ実際の試験で走る道に慣れるという試験対策をしていました。

また、試験の日と時間はインストラクターから
「道が混んでいない方がいいから、一番いいのは土曜の朝一番。
それが無理なら月曜と火曜の10時半から11時半の開始時間の枠がいい。
月曜と火曜なら月曜の方がいい」とアドバイスをもらっていたので
月曜日の11時15分にVTNZ North Shoreで試験の予約を入れました。

予約も支払いもオンラインでできますので、試験の申し込みはとても簡単です。

日時の予約は一週間前からしかできないので、
たとえば三週間先の予約を入れるというのはできません。

 

当日の試験までの流れ

試験当日は自分の車を持っていないので
そのインストラクターの車を$175で借りました。

いつもそのインストラクターの車で練習していたので
慣れてる車で試験を受けるためです。

$175という値段を見るととても高く感じますが、
自宅と試験会場間の往復送迎付きです。

試験会場と家が近ければ、
試験前に1時間の直前レッスンを受けられるそうですが
私は家から遠い試験会場を選んだので送迎のみが付いていました。

ただ、自宅から試験会場までの30分ほどの運転を
変わりにさせてくれましたので
その日初めての運転が試験、ということもなく良かったです。

VTNZには10時45分に到着し、
カウンターに行って受験のための申請フォームと
Learner Licenceを提出します。

このフォームはオンラインで予約した際に送られてくる
自動メールからダウンロードしたもので、
先に記入しておいた方が時間の節約になるので先に記入していました。

Learner Licenceとフォームを提出して係の人の処理が終わると
視力検査と写真撮影が合わせて5分くらい行われます。

これらが終わった時点でまだ11時だったので
オフィス内の椅子にインストラクターと座り、
自分の試験官が来て名前が呼ばれるまでそこで待ちます。

試験官に呼ばれてからは自分の連絡先などをタブレットに入力し、
インストラクターも試験中同乗するので彼女の連絡先を同じく入力し、
試験に使う車へ向かいました。

それからは以下の項目の確認が行われました。

・その車の車検
・ウインカーが前後左右ともきちんと点くか
・車内の除湿機のスイッチの場所
・ハンドブレーキの位置

車両の状態が試験に問題ないと確認が終わったら
試験開始です。

・・・が、私は極度の緊張のため
「ライトを点けてください」と頼まれてもそれがウインカーと分からず
「えっ?夜間に走ったことがないからライトの位置が分からない・・・」とパニックになり、
分からなかったので自分が唯一分かるライト=ウインカーをつけてみたところ
それが正解だったようで事なきを得ました。

さらにテンパって運転席側のドアのどこかを触ってしまい
助手席のドアがロックされてしまって
試験官が「ドアが開かない!?」と戸惑ったり

(事態を察したインストラクターがすばやく解錠して解決)
試験開始前から散々でした。

試験開始

試験官が車に乗り込むと
「行く方向は『右に曲がってください』など指示を与えます」などの説明があり
そこまでは良かったのですが、
「その際に「『対抗車両に注意』など、
曲がる時にはその道路にある危険物を述べてください」
と説明があり、「そんなの知らない!」と私はより一層パニックになり
そんな状態で試験が始まりました。

さらに試験が始まってみると、3パターンのどれでもない、
いつも練習していたのと全く違う道に行くよう言われたのと
「どういうことだろう・・・」と運転しながらも困惑していると
同じ道に二度行かなければならなかったりして
「これは一体?」とひたすら混乱していました。

緊張のあまり、試験では

路上駐車している車との車間距離が少し小さすぎたり、
縦列駐車では今迄で一番の不出来で路肩から遠すぎたり、
50km制限の道で2秒ほど55kmを出してしまったり、
サイクリスト用の場所を少し横切ってしまったり、
左右に曲がる時に速度を十分落とさなかったため対向車線に少し入ったり

厳しい試験官であればミスとみなして落とすような、
緩い試験官であればミスと数えられないような
グレーな運転をしてしまいました。

55kmを出してしまった時、後部座席に座っていたインストラクターは
「『何やってるの!』って運転席を後ろから蹴りたかったわ!」
思っていたそうです(苦笑)

運転試験の時間は45分で、基本的に45分間運転し続けるのですが
45分間ずっと緊張で喉がカラカラで、またとても長く感じられて
運転中たまに速度計の下の時計を見ては
「あと25分・・・」「あと15分もある」
「もう落ちたのかな、今のところは大丈夫だからまだ運転してるのかも、
でもすでに落ちてても一応最後まで運転するのかな」などと気にしていました。

ミスが許されるのは二回までなので、
「もう二回ミスしたのか?」とも考えていました。

試験終了

試験終了で出発地点に戻ってきてからは、
試験官から自分の運転のフィードバックを聞きます。

「ここの曲がり角で対向車線に少し入ってしまったのは良くなかった」
「サイクリスト用の場所を横切ったのは、誰もいなかったから大丈夫だったけど
もっと早くハンドルを切る必要がある」

というフィードバックを受けました。

「落ちたのか・・・?」とほぼ息を止めた状態で張り詰めて聞いていると
「でもその二点以外は全体的によかったから、合格です!おめでとう」
言われ、上半身が崩れ落ちそうになりました。

合格すると試験官に仮のRestricted Licenceを渡されるので
それを受け取ります。

Learner Licenceは試験官がオフィスに持っていきます。

受験者はオフィスに行く必要がなく、これで帰っていい状態です。

新しく発行されるRestricted Licenceは
三週間以内に郵送で届くそうです。

試験終了後にインストラクターが話すところによれば、
試験官は私がすでにRestricted Licenceを持っていて
Full Licenceの運転試験を受けると思ったのではないかということでした。

なんと、私が運転したその見知らぬ道はFull Licenceの試験コースだったのだそうです。

さらに、道路にある危険物を述べるのもFull Licenceの試験内容だそうで、
「きっと彼は口には出さなかったけど、
途中でRestrictedの試験だと気づいたんでしょう。
だから彼はこの試験でNiceだったのかも」と。

どういう意味?と聞くと、何とその試験官はいつもとても厳しく、
かなりの受験者を落としているそうです。

だからオフィスで彼が私の審査官として登場した時に
インストラクターは「あっ・・・落ちる・・・」と思ったのだとか(笑)

本当に運に助けられて取れたとしか言えないような試験でした。

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