ニュージーランドでの人種差別初体験

スポンサーリンク

 

先週末に引っ越したOrewaのスーパーで数日前に食料の買出しに出かけ、
一人で店内にいたら20代後半から30代前半くらいの白人男性から

“Fucking Asians, fuck off!”
(クソアジア人共め、失せろ!)

と言われました。

そのスーパーは大型店舗で、平日だったので人はまばらで
その時にはその男性と私以外に周囲に人がいない状態でした。

その男性はニヤニヤしながらその人種差別の言葉を吐き、
言った後立ち去る時もしばらくニヤニヤしながら振り返っていたので
私の反応を見たかったんだと思います。

言い返そうかな、とも一瞬思いましたが、
もし言い返して怒らせて殴りかかられたりしたら…と危険性を考え
ただ無表情でその男性が立ち去るのをじっと見ていました。

買い物をする気が何だか失せて帰宅し、
パートナー(白人)に「こんなことがあった」と話しました。

彼は「それ、君に向けて言ったのか?」と信じられないといった様子で私に聞き、
「間違いない。だって周囲にアジア人は私しかいなかったから」と答えると
少し下を向いて考え込んだ表情。

アメリカでトランプ大統領が立候補して以来、
白人優越主義思想と女性蔑視思想が結構お気に入りになってしまった彼にも
思うところがあったみたいで興味深かったです。

そんな思想に染まっている奴と付き合っているのは危ないのでは?
と心配されるかもしれませんが、
根がリベラルな彼はそのうち冷めると思うのであまり心配していません…
(実際、時間が経って徐々に冷めてきました)。

その日は何もせず、そのスーパーの本部に事の顛末を翌朝報告し、
カメラをチェックしてその男性を特定し、
出入り禁止にして欲しいという要望を送りました。

本部からその店舗に連絡が行き、その日の午後には店舗の人から
こんな返事をもらえました。

メールありがとうございました。
その行動は受け入れられないものであり、ご報告いただき感謝します。
その客を特定するよう最善を尽くしますので、
その事件が大体何時頃に、店舗のどこで起こったか教えてもらえませんか?
プライバシー上の理由からどのようなアクションを起こすかは教えられませんが、
私達はその種の行動に容赦をしないと断言します。

また私達の店舗にいらしてくださるよう望んでいます。
もしこの種の言葉また再度起こったら、当直の接客マネージャーにお知らせください。

早速質問に答えた上で、その男性の特徴も書いて返信しました。

今頃特定されているといいのですが…。

パートナーに私が取った上の行動を伝えると
嬉しそう?に”Good!”と言っていたので、
彼の目が完全に覚める日も近そうです(笑)

タイトルとURLをコピーしました