異人種間の恋愛あれこれ

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国際恋愛(というか異人種間恋愛)してて思うのは、
同じ人間だけどやはり体の仕組みがある程度違うということです。

 
まず、アルコール。

アルコールを体内で分解できる酵素を持っている確率は
日本人が56%なのに対して、白人は100%。

つまり、白人には「お酒が弱い人」が存在しません。

 
だから、白人は飲酒となったら
とにかく飲む量が量が半端ではありません。

私はお酒に弱いタイプなので、
小さめのワイングラス四杯で凄い頭痛に襲われます。

渡豪当初は、毎週末のように大量に飲んで翌日に二日酔いになり、
「もう二度とお酒は飲まない!」と苦しんでいるのに
翌週末には普通に飲んでいるヨーロピアンたちを見て、
私は正直「バカなのかな?」と思っていました…。

私のパートナーもご多分に漏れずそんな感じで酒代が凄いですが、
まあまあ酔っぱらって楽しそうにしています。

次に、体感温度。

日本人の体温の平均は36.89度に対して、白人のそれは37度です。

体温はほぼ同じなのですが、
筋力の違いで体感温度が異なるのだとか…。

肉を主食としている白人は日本人と比較すると筋肉の量が多くて、
動くと熱を作りやすいのだそうです。

そして、体温がすぐに高くなって体感温度が高くなり、
寒さにも強いのだそうです。

何が辛いかというと、夏や冬に部屋の温度調整で揉めるんです…。

夏にちょっと涼しくて、日本人にはエアコンがいらない日でも
「暑い暑い」と額にうっすら汗すらかいて
エアコンをガンガンに効かせたいアイリッシュのパートナーと、
そのままの気温で快適な日本人の私で。

今日は暖かいね、と冬に半袖Tシャツとトランクス、
薄手の布団で寝たいアイリッシュのパートナーと
暖房をつけて長袖長ズボンのパジャマと
分厚い布団と毛布で寝たい日本人の私で。

同棲当初はパートナーが人種間で体感温度が違うことを認めず、
「暑い」「いや寒い」「寒い」「いや暖かい」
「君、何か病気なんじゃない?おかしいよ」
「おかしいのはそっちの頭」
と揉めていました(笑)

「同じ人間なのに違いなんてあるはずない!」と言い張る彼には
人種のるつぼシドニーを秋に一緒に歩いている時に
東北アジア人がことごとく長袖を着ている一方で
白人が半袖とか短パンなのを
私が(遠くから)逐一指差して指摘して実証しました。

今では体感温度が違うんだとようやく分かってくれたのですが、
夏場は空調を効かせた部屋で私が着こむ、
冬場は寒い部屋で私が着こむ…という変わらぬスタイルです。

「寒いのは着込めばいいけど暑いのは対処法がなくて我慢できない」
というパートナーの主張に納得したので。

おかげで冬場なんかはニットの下に何枚も着るので、
部屋で一緒に着替えていると
「まだ脱いでるの!?何枚着てるんだよ!!」
と驚かれます(笑)

あとはこっちの顔が白人的には薄すぎて
よくわからないみたいです。(これは個人差もある気もします)

日本人から見ると、どう見ても化粧ばっちりな私に対して
「今日すっぴん?」と素でいつも聞いてきます。

付き合い当初は「すっぴんもかわいいよ」という意味かな?と
喜んでいましたが、付き合っていくうちに
ただ本当に区別がついていないんだと気づきました。

 

ごくたまに「今日は化粧してるね!」と言われるので
どうしてわかったか聞いたら
「今日は瞼の上にラメが乗ってるから、光ってて分かった」
などと得意げに言われます。

そんな分からないんだったらもう化粧しなくてもいいだろ、
とついつい考えてしまって
彼と付き合いだしてから日焼け止めだけの日が増えました。

人種が違うと最初は戸惑うことが多かったですが、
一度わかってしまえば楽です。

何より、いつでもすっぴんで許されるのは本当に楽です。

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