人に頼らないのがいいとは限らない?

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先週末の私は自宅で忙しくしていたのですが、
手伝いを何度も申し出てくれた彼に
「一人で大丈夫」と断り続けていました。

金曜日に家庭菜園にハマっている私のために
彼が苺やバジルの苗を買ってきてくれたので、
それらを大きいプランターに植え替えるのにプランターに底石を入れたり、
土を入れて日の当たる場所に運んだりと忙しくしていました。

「石も土も重いでしょ?俺が運ぶよ!」と聞き続けた彼に
「一個一個はそんなに重くないから私だけで大丈夫」と断り続けた私。

夕飯も平日は彼が作っている分週末は私の担当なので、
「家庭菜園の作業で疲れてるなら夕飯作りを手伝おうか?」
と何度も申し出てくれる彼の申し出を断り続けていました。

確かに彼が手伝ってくれたらもっと楽で早く済んだのでしょうが、
別に急ぎでやることでもなかったし、
彼は大工で平日は肉体労働の仕事で疲れているし
週末くらいは休んでもらわないとと気を使っていたのです。

朝から断り続けて、15時頃には彼が

「何で頼ってくれないの!そんなに俺は頼りないのか!?
君を助けたいのに!」

と傷ついた顔で怒ってしまいました。

その時に気がついたのですが、家庭菜園で重い物を運ぶ、
夕飯を作るなどといった小さなことだけではなく、
私は結構色んなことに対して人にあまり頼らず
一人でやってしまうことが多いのです。

もしかしたら、頼らないことが
自分の周りの人をこうして傷つけていたことがあったのかもしれません。

「もっと頼ってほしい」、
「自分は、そのぐらいの存在でしかないのか?」と…。

私は人に頼らないで自分でできること、
人に自分のせいで負担をかけないのが一番いいことだと
今まで考えていたのですが、
それは間違いだったのかもしれません。

そこで、「じゃあ夕飯の支度でカボチャを切ってもらっていい?
カボチャは硬くていつも切るのがしんどいから」と彼に頼むと、
彼は嬉しそうな顔で「まかせろ!」と言い、
すぐに台所に行ってカボチャをザクザク切り始めてくれました。

時には人に頼ることも大事なんだ
と35年間生きてきてようやく気づいた瞬間でした。

そうは言っても長年の習慣はなかなか抜けず、
昨日はとある事情のためスーパーで水を13リットル買って帰宅したのですが、
家に帰ってその大量の重たい水を車から家の中に運ぶのを一人でやってしまい、
また彼から少し怒られたのですが…。

少しずつ人を頼ってみようと思います。

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