ディープな「危険厨」以外が知らないこと

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いわゆる「危険厨」でないと知らないのかな?と思う情報を
今日は少し。

 

放射性物質の危険性を発信してる主なメディアは、
SNSと個人ブログです。

Twitter(Twitter自体がライブドアにニュースのように
独自ニュースとして流してるというのではもちろんない)と、
あとFBの小規模のグループがいくつか、
あとは個人ブログですね。

最近はTwitterを滅多に見ていないのですが、
Twitterを始めてから色々と流れてくる情報を見ているうちに
放射能汚染に気を付けるようになったという人が
割といたように思います。

反原発デモは国内の大手メディアがあまり流さないから
不可視化されていた(いる)のですが、
参加者がTwitterに写真付きで様子をアップして、
公安が転び公妨をやった瞬間の写真などが流れてました。

反原発デモで逮捕者が何人か出ていて、
その人達への救援活動とかカンパなどのお知らせが
回っていました。

2012年12月9日に阪南大学経済学部の下地真樹准教授が逮捕され、
20日間拘留の末に12月28日釈放されたということがありましたが、
それもテレビや新聞では全然報道されてない中
(実家が購読している読売新聞では、
十センチ四方くらいの記事が社会面に少し載っていただけ)、
Twitter上では精力的に情報が拡散されていました。

といってもマイノリティーでしたが…。

ちなみに、下地准教授はTwitter上で積極的に発信し、
デモに精力的に参加し、大阪駅前などでも街宣を行い、
関電前のデモにも参加するなど、
大阪の此花区での震災がれき焼却阻止の活動の
中核であった人物だったので、それで逮捕されてしまいました。

下地准教授の抗議文「モジモジ先生の抗議文。みたいな。」

…と、このように、反原発あるいは反被曝の人達は
実はTwitterをとても利用しています。

ただ、やはり実名でやっている人はとても少ないですね。

ハンドルネームが多数派です。

実名でやっているアカウントがある人は
そちらで当り障りのないことを書いて、
ハンドルネームの方で被曝懸念など本音を書くという使い分けを
している人もいます。

反瓦礫焼却で頑張っていた大阪のお母さんは、
「Twitterをやり始めてからお前はおかしくなった」と
インターネット環境を取り上げられたりしていましたし…。

日本社会では、科学的に安全か危険か分からないものを
「危険かもしれない。危険だった場合のことを考えないと」
と大っぴらに発言すると「引かれ」てしまうので。

未知の物を「正しく怖がる」ことなど
語義矛盾ですし、不可能
なのですが。

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