自分が本当にしたいことを考えてみたら…

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仕事を探していて、自分にできそうな事務系の仕事に応募するのですが
どうもしっくりきません。

子供もいないし働くならフルタイムの仕事で、
そしたら仕事をして週40時間を過ごすわけで
それなら自分の好きなこと、興味のあることを仕事にしたいと考えています。

好きなことを仕事に「したい」というか、しなければならない。

前職の事務職をしていて思ったのは、
事務職は「できる」けど、したいことではないということ。

そして問題なのは、自分が何に興味があるのかというのが分からないこと…。

家庭菜園が好きだし、その方面でどうだろうと調べると
どうも庭師や園芸店での仕事になるようで、それは別に興味が湧きません。

植物全体が好きという情熱がある訳でもないので。

家庭菜園の何が好きかというと、
私はなぜか自給自足と持続可能な生活という理念に惹かれているので
そういう生活の第一歩だからじゃないかと今書いていて気付きました。

作物の成長は嬉しいし、自分が知らない新しい知識を
日々学んでいく喜びがあるのはもちろんだけど、
何よりその理念を実現させているというのに満足というか、
何だか充実感を感じます。

じゃあ何で自給自足生活に惹かれるかというと、
オーストラリアのワーキングホリデー時代に二か月ほどWA州でWWOOFをしていて、
できるだけの自給自足をしている人達の生活に触れたからかもしれません。

でも「この人たちのように暮らしたい!」とまでは思いませんでした。

「トイレの洗剤を使ったら環境に悪いから」と
便器の水を張っているあたりが真っ黒だったり、
「庭の畑の肥料にする」と大きい方を砂の入ったバケツの中にしたり、
水道が通っていなくてタンクに貯めて雨水を使っているので
大雨が降らない限り浴槽にお湯を張ってお風呂に好きな時に浸かれない、
田舎なので電波が悪くて家の決まった場所に置いていないと
携帯電話が電波を受信せず使えない、という暮らしを見て、
私はそこまでしたいとは思えませんでした。

上下水道が通った家でインターネットを使って暮らしたいですし。

それに、少し遡って考えてみればWWOOFは興味を持つきっかけではありません。

そもそも興味があったからそういう暮らしをしてみようとWWOOFに行ったわけで、
じゃあ何でだと考えると原発事故が原因のようです。

原発事故によって食の安全性が気になり始めて、
安全な食べ物を確実に手に入れる=自給自足=持続可能な生活
という方向に興味が向いた気がします。

産地が安全でも汚染された肥料を使っている可能性もあるし、
偽装されたら分からないし怖いです。

健康に影響が出た経験から、今後出ないようにするにはと無意識に対策を考えて
興味を持ちだしたようです。

食べ物=自分の命にかかわるものという認識になり、
そこを外部に頼る危うさを感じ取ったんですね。

どおりで、同じ植物でも花を庭に植える気には全然ならないわけです。

食べられないから興味がないんですね。

というわけで、家庭菜園系のことは仕事というよりは
ライフスタイルの方面から興味があるみたいで、
仕事にしたいというわけではなさそうです。

何を仕事としてやりたい程度に好きなのか
まだまだしばらく考える必要がありそうです。

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