ニュージーランドを避難先として選んだのは、
南半球にある英語が公用語の国で、
ワーキングホリデービザで一年間滞在できるからです。
オーストラリアと同じ理由ですね。
当初はオーストラリアで永住権を取りたかったのですが、
オーストラリアは競争率がとてつもなく高く
手に職がない私では無理だと判断して
ニュージーランドに渡りました。
ニュージーランドには原子力発電所が一つもなく、
原子力潜水艦の寄港も許されていません。
私のように放射能が理由で海外移住を考えている人には
とても良い環境だと思います。
惜しむらくは、原発事故が起こってからしばらく後に
風向きの影響で日本からニュージーランドへと
放射性物質を含むプルームが到達してしまったことです。
ニュージーランドだけではなく、
その前にオーストラリア北東部にもプルームが来たようです。
オーストラリア北東部にあるノーザンテリトリー州では
福島由来の放射性物質が到達したと
現地で報じられていました。
とはいえ、日本に比べると汚染度は桁違いに低く、
またヨーロッパと異なりチェルノブイリの影響もありません。
英語圏の中ではオーストラリアとニュージーランドが
放射能を避けるという意味では一番安全かと思います。
いくら滞在許可があるといっても
永住権を取らない限りいつかはその国を去らなければいけません。
ですので、永住権また永住権につながりやすいワークビザを
取りやすいニュージーランドは避難先としてお勧めです。
私のパートナーも私と同じく職歴も特技もありません。
でも、ワーキングホリデービザで
現地の会社で頑張って働いていたところ認められ、
先月ついに二年間のワークビザを取得しましたので。