食べ慣れた食事中心の食生活を保つのは、
とても重要なことです。
私は、オーストラリアでもニュージーランドでも
できるだけ日本風の食事を自炊して作ってきました。
日本から直輸入の食材は、
アジア系スーパーに行けば販売されています。
放射能汚染を避けて日本から避難した私は
日本の食材はこの3年弱一切買っていませんが…。
せっかく離れた場所にいても、
食物から内部被爆したら避難の意味がありませんので。
それに日本からの食材は関税がかかって高いため、
放射能汚染を気にしていない人でも
そう頻繁には買っていないと思います。
ですので、私が作る日本風の食事は
日本産食品を一切使わないものです。
色々と試行錯誤した結果、
思いのほか多くの調味料が代用可能なことに気づきました。
例えば、以下の三つは日本料理に欠かせませんが、
このように置き換えられます。
味噌:韓国味噌
料理酒:白ワイン
みりん:白ワイン7:砂糖3
だし:ダシダ(韓国製牛肉シーズニング)
チキンコンソメ
醤油はキッコーマンのシンガポール製造のものが
オーストラリアでもニュージーランドでも売られています。
原料の大豆がアメリカ産とのことで
私としては少し嫌ですが、
おそらくこれが一番安全な日本風醤油だと思います。
これらの調味料があれば、ほとんどの和食は作れます。
また、味も日本で食べていたものと何ら変わりがありません。
こちらでは薄切り肉がないのが少し困りますが、
肉の塊を買ってきて半冷凍の状態で薄く切れば
薄切り肉風になります。
薄切り肉はアジア系の肉屋でしか売られておらず、
こちらでは薄切り肉を食べる文化がないようです。
完全に放射性物質フリーな食材のみで和食を作れるので、
現地での食生活の心配をする必要はありません。