2023年・日本一時帰国記

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今年の二月中旬から三月初旬の三週間、
日本に一時帰国していました。

セルフチェックアウトで買い物できる店が増えていたり、
ヨドバシカメラでは海外発行のクレジットカードを使うと割引があったりと
この四年間で色々と変わっていて新鮮でした。

何で冬の寒い時期に帰っていたかというと、
身内の結婚式がその時期にある予定だったからです。

昨年十月の時点で、「結婚式は来年の二月か三月」と言われていたので
二月と三月にかかる航空券を取ったんですよね。

そして私が返金不可の航空券を買ってから、
「やっぱり九月か十月以降になる」との知らせ…。

それでも取ってしまった航空券は返金不可のものでしたし、
コロナもあり四年間日本に帰っていなかったので
その航空券を使って日本に飛びました。

有給休暇も六週間分溜まっていましたし。

四年ぶりの日本で何が一番良かったかというと、
公共交通機関の便利さでした。

何を言っているんだ、と思われるかもしれませんが…。

私の実家の周りと大阪北部は公共交通機関が発達していて、
どこに行くにも車がいらないんです。

電車は実家の近くだと十分に一本来るし、
電車だけではなくバスも地下鉄もあります。

オークランドはニュージーランド最大の都市ですが、
公共交通機関は冗談みたいなレベルです。

これが電車とエクスプレスバスを全部合わせた路線図です。

日本の都市部のように縦横無尽に路線が張り巡らされておらず、
バス停も電車の駅も少なすぎて、
乗り換えできるバス停と電車の駅がCBD(街の中心部)か、
CBDにほど近いサバーブ以外に存在しません。

 

 

だから、少し遠出したい時はCBDにいったん出て、
そこで乗り換えすることになります。

しかも本数も少ないから、乗り換えの待ち時間がまた長いんですよね…。

車だと20分の場所が、バスだと二本乗り換えて片道一時間半なんてザラです。

バスは時間より早く出発してしまうことも遅れることもよくあるし、
それどころか運行中止になることも時々あります。

しかも、運行中止になってもお知らせはバス停に表示されません

ただバス停で待ちぼうけで、「キャンセルになったのかなあ…」と予想するだけです。

それに比べると、日本の公共交通機関はもう本当に最高でした。

通勤と通学ラッシュの時間を割ければ混んでなくて、だいたい座れますし。

どこかに行こうかな、とふと思い立ったら
電車でもバスでもすぐに乗って行けるのがとても良かったです。

オークランドに帰ってきて、
同じようにどこかに行こうかなとふと思ったことがありました。

そこでGoogle Mapで行き方を調べると
住宅街をグルグル回って時間がかかるバス(30分に一本)しか行く手段がなく
行くのを即諦めました(苦笑)

日本に住んでいた時は当然と思っていたので気づかなかったですが、
本当に発達した公共交通機関の有難みを感じた今回の滞在でした。

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