プロフィール


菊川美代子

2012年3月に同志社大学大学院博士課程単位取得退学、2012年5月にオーストラリアへワーホリビザで渡航。
オーストラリアで2年間のワーホリ、NZで1年のワーホリを経て、現在はパートナービザ(Work Visa Based on Partnership)にてNZに滞在しています。
オーストラリアで出会ったアイリッシュのパートナーと永住権目指して奮闘中。
私のオーストラリアワーホリ体験談はこちら

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ご連絡はmiyoko.kikukawa★gmail.comまでどうぞ。(★を@に変えてください)

カーフェアで味わった恐怖体験

 

Restricted Licenceを先日取得したので
早速車を買おうと意気込んで週末に出かけたところ、
とんでもないハズレの車を掴まされそうになったので
私のように車の知識が全くない人が気を付けるべき
注意事項を共有してみます。

また、被曝防御という観点から
ニュージーランドの中古車事情を観察してみました。

 

 

ニュージーランドでの車購入事情

一般的に日本では新車を購入するのが普通ですが、
ニュージーランドでは中古車を買う人が多いです。

ニュージーランドには自動車のメーカーがないので
新車でも中古車でも全て輸入です。

日本では10万km走ったら型落ちとされますが、
ニュージーランドでは10万kmなどはまだまだ低い走行距離の部類で、
「そろそろエンジンがあったまってきた」扱いでしょうか・・・。

走行距離20万kmの中古車も平気で売られています。

20万kmだとさすがにかなり安い値段にはなっていますが・・・。

また、購入先も日本だとトヨタなどのメーカーのカーディーラーに出向きますが、
こちらでは個人売買が大変盛んです。

知り合いや友人から安値で譲ってもらったり、カーフェアに出向いたり、
Trademeというサイトの「売ります」というセクションで探したり、
スーパーの掲示板の掲示板を見たりしてチェックします。

中古車のカーディーラーももちろんあるのですが、
日本の中古車カーディーラーと違って車の状態が信用できるかといえば
「?」です。

ですので、カーディーラーで良さそうな中古車を見つけても、
AAやVTNZなどで購入前の車体検査($100ほど)を自腹で行ってから
購入するのが常識です。

小さいカーディーラーで購入すると、
「購入後1年までは故障した場合の修理費は全額ディーラー持ち」
という保証をつけたはずが、いざ故障すると
「その故障原因は購入後に生じたものだから補償範囲ではない」
と反論してきて、解決に時間がかかったりします。

カーフェアでの恐怖体験

先週日曜に、レース開催日以外は毎週日曜日に開かれている
Ellerslie Carshowに行って来ました。

車に詳しいニュージーランド人の友人についてきてもらい、

・予算は$3000以下
・2000年以降製造のオートマ車
・大きすぎない車

の三点に絞って見てもらいました。

$5000以下の車のエリアをその友人と歩いて見て回ったのですが、
実家の牧場内で12歳から自動車を運転していたその友人の目利きは非常に鋭く
一瞥しただけでいい車か悪い車かを見定め、
彼の目に止まった車があって近寄って見てみると
ことごとくもう売れた後、という正確さでした。

彼が「この中で一番いい」と言ったのは
走行距離10万km以下の日産の2001年製造のPulsarという車で、
車体をチェックした後にした試乗運転でも問題がなく
最後に念のために受けたメカニックによるチェック($140)で
とんでもなく怖い事実を知らされました。

何とその車にはヘッドガスケットに問題があり、
乗るのは非常に危険で、絶対に買ってはいけない
とのこと。

すぐに修理が必要で、修理代は$1800なのだと・・・。

さらにメカニックのお兄さんに

「このカーフェアで売っている車はほとんどがこういう欠陥車ばっかりだよ。
こういう欠陥車はカーディーラーがTrade-inで手に入れたもので
もう壊れていると分かっているのに、儲けようとこうやって売ろうとするんだ。
ほとんどのsellerはよくこのショウの常連で、
ここで売られている車はたくさん人を殺していると思う」

と教えられ、その車を買わないことにしたというか、
もうそのカーショウ自体に二度と行かないことを決意しました

その車を元あった場所に運転して戻す時に
友人から「メカニックのレポートは見えない場所にしまっておきな。
鞄の中に入れた?ならいいけど」と確認され、
なぜだろう?と思っていたら即座に謎が解けました。

その車のオーナーから車を購入するか聞かれたので
友人が「ガスに問題があるから買わない」と答えると
「そのメカニックの名前は何だ?」と聞かれました。

友人は「知らないよ」と言って立ち去りましたが、
ふと歩きながら後ろを振り返ると
三人の男がその車のエンジン室を開け、
懸命に問題の箇所がどこか確認しようとしていて
本当に恐ろしかったです。

メカニックの名前なんか聞いてどうするんだ?
恫喝でもするのか?と・・・。

カーフェアで学んだこと

・$3000という予算は少なすぎるので、
問題を抱えているか走行距離が20万kmなどの車しか買えない。

・ニュージーランドで売られている中古車はほとんどが日本からのもので、
2011年以降に輸入されたものもかなりある。
しかし、日本のどこで登録されていたかは
Carjamというサイトで$40ほどのレポートを通じてしか分からないので、
放射能に汚染された中古車を避けるのは実質としてかなり難しい。

・ヨーロッパ車の中古車であっても日本からのもので
日本のどこで登録されたかは有料のレポートを取らない限り不明。

・2011年以前に輸入されたものも、探せばおそらくまだあるが
型が古すぎたり走行距離が長すぎたりすることがある。

・走行距離をごまかしている車も多いので、
Carjamなどのサイトで走行距離の確認を行う方が良い。($20)

今まで日本車が多いので放射能汚染が気になっていたものの
震災以前に輸入された車は手に入れられるだろうと思っていました。

しかし、おそらく関東近郊から入ってくる車の台数は多そうですし、
安い給料の身としては「この車は良さそう」と思うたびに
45ドルのレポートを頼むのはかなり腰が引けてしまいます・・・。

もちろん、健康には代えられませんが。

また、西日本からの車であっても東京港経由で入ってきたとすると
エアフィルターは大丈夫なものの、車体全体に付着する汚染も気になります。

かといって3万ドル以上する新車をポンと買える経済力もなく。

非常に悩ましいところです。

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