『私は絶対、「生きる」を選ぶ: 手に職、職歴なしの文系大学院生29歳の日本脱出記』出版

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『私は絶対、「生きる」を選ぶ: 手に職、職歴なしの文系大学院生29歳の日本脱出記』
をKindleにて自己出版しました。

 

私は絶対、「生きる」を選ぶ: 手に職、職歴なしの文系大学院生29歳の日本脱出記

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日本を出る前の私は、放射能汚染への懸念から生じた
周囲との軋轢に悩んでいました。

あまりに何も気にしない周囲との違いに愕然とし、
自分は気が触れたのではないかと真剣に考えたこともあったほどでした。

その頃の私の心の支えは、Twitter上の見知らぬ人達でした。

日本では「放射能汚染を気にしている」と口にするのが憚られる雰囲気がなぜかあり、
私の周囲では被曝防御に取り組んでいる人はいなかったからです。

ところが、Twitterには
私のように被曝防御に取り組んでいる見知らぬ人達がたくさんいて、
皆私と同じように周囲との軋轢に苦慮しつつも
懸命に放射能汚染についての情報を発信し、
また辛い胸中を明かしたりしていて、
私はそれに共感し、慰められていました。

小説の中で書いたのですが、
私にはその人達のツイートがこの頃の自分の正気を保つ拠り所でした。

私がこの小説を出版することで、今度は逆にそのような人達に
「あなたはおかしくなどない、一人ではない」
という私のメッセージを届けられたら、少しでも心の支えとなれたらと願っています。

あとがきにも少し書きましたが、
放射能汚染を恐れている私が日本でそう言われたように、
新型コロナウイルスを恐れていたら
「人間はいつか死ぬのだから、心配しても仕方ない」
と周囲からもしかしたら言われることがあるかもしれません。

でも、そんな本質論は目の前の危機を何も説明していないし、
人間がいつか死ぬのは事実ですが、
あなたは別に今死ななくてもいい
のです。

その怖れを大事にして、怖れを原動力にして学び、
出来ることは何でもしてとにかく生きのびてください

というのが本のメッセージです。

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