花火を見るたびに日本が恋しくなる不思議

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昨日は、近所で開かれていた花火のイベントに出かけてきました。

日本の花火大会ほどではないものの、
かなり大きな花火が打ち上げられていて楽しめました。

なぜだかは分からないのですが、
打ち上げ花火を見ると日本が恋しくてたまらなくなります。

別に日本にいた時も花火大好き、という訳ではなかったのですが…。

人混みが嫌いなので、
毎年花火大会に出かけるということもありませんでした。

花火大会が終わった後の会場近くの駅の混雑の様など
想像しただけで倒れてしまいそうです(苦笑)

それでも、花火を見ると日本で見た花火や
花火大会での雰囲気、屋台の食べ物の匂い、
自分が着ていた浴衣などを思い出して懐かしくなります。

光が消える時に空を焦がすような音がするものがありますが
その音を聞くと本当に胸が締め付けられます。

それで、昨晩はイベント会場で夢中で空を見上げていました。

世界中でコロナウイルスが猛威を振るっているなか
政府の対策のおかげで市中感染のない国で
こうしてパンデミック前のような日常を過ごせていること、
ロックダウン後の大不況下にも関わらず安定した仕事がある
自分の幸運に花火を見ながら感謝しました。

全てがうまくいっているわけではありません。

先月の選挙で反移民の労働党が政権与党になり
永住権を取るのが難しくなってきましたし、
私のビザのスポンサーをしてくれているパートナーの
アルコール依存症の症状がかなりきつく
いつ失職してもおかしくないギリギリの状態です。

それでも「どうにかなる。どうにかしてみせる」と考えられているので
日本を出てからの八年で相当メンタルが強くなったかな、と感じます。

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