変なお爺さんの求人に応募してしまった話

近所にあるスーパーの掲示板で
「Orewaでのオフィス人員募集。週10時間以上」
という求人情報を書いたカードが貼られていたので応募してみたら、
何を言いたいか一切分からないお爺さん(多分詐欺師か何か)に出会いました。

カードには仕事内容の詳細は書いていませんでしたが、
そこに書いてあったメールアドレスに
履歴書を添付して応募したい旨を書いたメールを送ると、
すぐに返事が来て電話で連絡を取り、翌日朝9時に面接を受けることに。

「今から自分の事業のURLを送るから明日までに見ておいてくれ。
面接の場所も合わせて送る。
自分は高齢でパソコンの使い方が分からないので、
パソコンができる人に助けてほしい」と電話で言われ、
データ入力が主な仕事なのかな?と思いつつ
URLと面接場所が送られてくるのを待つも、送られてこない。

これは忘れられてる…と思い、夜になって私から
「URLを送ってください。あと、明日はどこで会うんですか?」と送ると、
URLだけが書かれたメールが送られてきて、面接場所の情報はなし。

しかもURLの変な場所にドットが入っているのでそのままクリックもできず、
本当にコンピューターが苦手な人なんだなという感じでした。

その人のサイトを見るも非常に抽象的な内容で、肝心の事業内容は分からず。

それに、政府のBusiness Directoryを見るとその会社は存在していない

何だか怪しいかもしれないと思いながらも
一応翌日の朝9時に一応出かけられるようにして連絡を待っていると
10時「今から近所で面接できないか?
今〇〇(地元のビジネスの交流場のような組織)にいるから」
と言われ
そこに行くもその人はおらず、何なんだとイライラしていると電話がかかってきて、
そこではなくその近くにあるカフェにいるから来てくれ
と。

やっと合流して話を聞き始めるも、そのお爺さんの話は全く要領を得ず。

事業とは全く関係がないお爺さんの家族の話をしだすし、
やたらとひっきりなしに電話がかかってきていて
しかも内容は雑談なのか自慢話なのか分からない不思議な内容で、
それを離席せず私の目の前でダラダラと話していました。

面接なのに私にろくに質問せず、
ただお爺さんが一方的に意味の分からない身内話をするのみ。

話をただひたすら聞いているうちに採用が決まったようで
「一か月が研修期間ね」と言われるも仕事内容は不明。

カフェから移動した後は路上駐車している車の前で
「車を運転するには、免許がなければならない」と言い出し、
「はあ、そうですね」と答えると
いきなり目の前にあるデザイン事務所に入っていったので
「ここがあなたのオフィスですか?」と聞くと
「そうではない」と。

クライアントか?と思っているとお爺さんは会話を始めたが、
どうも事務所の誰とも面識がない様子

お爺さんは礼儀正しく対応してくれたスタッフに
雑談やら自慢話やらをひたすら話して、
さらにその不思議な内容の電話を離席せず話して私に聞かせ続け
「なんか質問ある?」と聞き続けてきた
という…。

一時間ほど経った頃にその礼儀正しいスタッフも
「すみませんが、仕事が溜まっているので」と言って
やんわりと追い出しにかかり、私もその事務所から外に出た瞬間に
「もう家に帰らないといけないので。紅茶ごちそうさまでした」と挨拶して帰宅。

何て変な人だ、時間を本当に無駄にしたと思い、
お爺さんの電話番号を帰宅後すぐ着信拒否に。

その日は仕事から帰ってきたパートナーに
「こんなことがあってさー」と話して、もうすっかり忘れていました。

するとその次の日にお爺さんからメールが届いて、
これまた要領を得ない内容だったのですが、頑張って推測すると
「僕がオファーした仕事をするには特殊な技能が必要と気づいたようだな。
もう三人アシスタントを雇ったんで、君はいりません」
という内容。

おそらく、私に電話を何回もかけるも、
通じなかったので着信拒否されたと気づいたのでしょう。

パートナーに「見てこれ、やっぱ変な人でしょ」とそのメールを見せると
「businessという綴りすらも間違っているし、何が言いたいのか一切分からない。
俺が今からそいつに電話して君に連絡するのを止めさせてやる」と怒って
私が横で聞いている状態で、電話で対決することに。

「お前の事業内容は何だ?詳しく言ってみろ」と聞くと、
お爺さんは途端にしどろもどろになり、「何だと思う?」とまさかの質問返し

彼が「聞いているのはこっちだ、答えろ」と畳みかけると答えられず。

「この詐欺師が、もう俺のパートナーに連絡するのを止めろ。
今後、お前の求人のカードをスーパーで見かける度に破り捨ててやるからな」

と彼が怒鳴ると、お爺さんは急いで電話を切っていました。

彼は「切りやがった」と言いつつお爺さんにテキストを打ち始め、
「電波が悪かったみたいだな。Fuck you、
もう二度と俺のパートナーに連絡するなよ」
とすぐに追い打ちで送信。

おかげで、お爺さんからのメールはもう来ません。

変な人もいるもんです…。

時間を本当に無駄にしたな、とげんなりしましたが、
まあネタになったのでいいのかもしれません。。

ちなみに、そのお爺さんの求人カードは
翌日私がそのスーパーに買い物に行った時に破り捨てておきました。

第二の犠牲者を出してはいけませんからね!

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