去年11月に永住権の申請をして、今年の一月に受理されたのですが
今月一日にまた永住権を申請しました。
これだけ言うと、意味不明ですよね…。
今年一月に受理された申請は、
Residence from Work Visaという名前の永住ビザに対して出したものです。
移民局がきちんとした会社だと認めている会社に雇用されている、
年収が一定以上の従業員だけが申請できる種類の永住権です。
その会社で二年以上働き続けて、健康上にも問題がなければ
取得後二年経過したら永住権に申請できる、というワークビザを
私のパートナーは2019年の10月から持っています。
ところが、移民局の仕事があまりに遅く
その永住権申請が受理されてからの審査期間が二年以上という有り様です。
年収が110，000NZD以上あれば優先されて短期間で審査が終わりますが、
残念ながら私のパートナーの年収はそれに及ばず…。
私達の申請書類は2024年の年明け頃まで
移民局のどこかで埃を被っている見込みです。
ですが、去年九月に移民局が一回限りの永住権大量発行を発表して
そちらにもパートナーは申請資格があり、
かつそちらの方が審査基準が緩い＝審査が速いので
そちらにも申請することにしました。
2021年12月1日から申請を出せるフェーズ１と
2022年3月1日から申請を出せるフェーズ２があり、
彼はフェーズ2に申請できる資格を満たしています。
フェーズ2は午前10時から申請可能とのことだったのですが、
ふと何となく30分前に移民局のサイトを見てみると、
「2021年9月30日以降にResidence from Work Visaの申請をして
審査結果を待っている申請者は朝早くからフェーズ2に申請可能」
と前日の夜にお知らせが更新されていました…。
それで早速申請をしようと申請フォームを開くと、
かなりの量の質問があり、
必要書類を全てアップロードしなければいけない仕様になっていて驚きました。
というのも、「フェーズ2の申請者は何の書類もアップロードしなくて良い。
書類が必要であれば、審査官が個別に連絡する」と
移民局のサイトに書いてあったからです。
私は彼の配偶者であると証明するための証拠をアップロードする必要がありました。
証拠は全て揃えていたのですが
「主申請者（彼）との関係性を示す証拠（例：婚姻証明書、子供の出生証明書など）」
「関係性が真実であり、かつ安定している証拠」
「一緒に住んでいる証拠」
の三つに分ける必要があり、どう分けたら良いのか分からず。。
「結婚していないし、子供もいない場合はどうすれば…」と一瞬戸惑いましたが、
その文言3つをそれぞれGoogleで検索してみると、
移民局のオフィサー向けのマニュアル（一般公開されています）が検索結果で出てきたので
そこから該当箇所を読んで、それぞれの項目で求められる証拠のPDFファイルを作っていきました。
証拠として出したのは、以下です。
- 今住んでいる賃貸物件の契約書
- 不動産管理会社からのレター
- 銀行の共同口座のステートメント直近1年分
- 電気代と水道代の請求書
- それぞれに届いた郵便物数点
- 二人で撮った写真をまとめた本
- 彼の家族から二人宛に届いたカード数点
- 昨年末に二人で出かけた旅行の宿泊先と、現地でしたアクティビティーのレシート
不動産屋からのレターは、契約書はサインした時点で1年契約だったため、
レターで「この人達は今もその物件に住んでいます」
と書いてもらわないともう住んでいないように見えるので
申請1週間前に担当者に頼んで出してもらいました。
きちんと全て情報を入力したのに、
なぜか「入力されていません」というエラーが何度も出るページが複数あり、
その度に見直していたら頭がクラクラし始め、
申請フォームを全て埋めて提出するのに4-5時間ほどかかりました（苦笑）
しかも間違えた回答をしてしまった質問が1個あり、
翌日にそれに気づいて急いでカバーレターを書いて
追加書類として後からアップロードした有り様でした…。
提出を終えた夜にニュージーランドの移民達が集まっているFBグループのページを覗くと、
どうもフェーズ2の中でも私達のようにすでに永住権申請をしている人達と
そうではない人達では違ったフォームで申請していたようでした。
既に永住権申請していた私達のような申請者向けのフォームは
フェーズ1の人達が使ったフォームだったようで。
しかも、他のフェーズ2の申請者達とは異なり、
どうも審査が3月末を待たずにすぐに始まるようです。
「申請は3月1日からできるが、審査官への割り当ては3月末から始まる」
「申請時に書類の提出は不要」というのは私達には当てはまりませんでした。
というか、当てはまっていたのでしょうが、
2月28日になって移民局が急遽出した変更で当てはまらくなった…
というのが正確なところかと思います。
とにかく、これで両方の永住権提出が終わりました！
後は結果を待つのみです。
