私のパートナーはアイルランド出身で、食事は西洋風の物を好みます。
大量の赤身肉に茹でた野菜、マッシュポテトが基本です。
割合としては肉5:野菜2:マッシュポテト3という感じです。
日本人の感覚からすると肉が多くて野菜が少なく、
炭水化物もかなり多いです。
食べると満腹にはなるのですが、
栄養があまり取れていないのが感覚で分かりますし、
大量の肉で胃がもたれそうになります…。
彼は中国に数ヶ月暮らしていたこともありアジア料理が大好きで、
野菜の好き嫌いがあまりないのですが
それでもやはり日々の食事で野菜が不足気味だと感じることがあります。
日本の実家で暮らしている時には感じたことがなかったのですが、
野菜を食べる量がしばらく不足していると、
身体が野菜を欲している感覚がしてきます。
それで、外食の時には私はベジタリアンでもないのに
ベジタリアンメニューから自分の食べるものを選び、
「大量の野菜だ!おいしい…!」と野菜をガツガツ食べていたりします(笑)
あとは、自分一人だけのために料理できる時は野菜だけの食事を作ったり。
同棲している恋人やパートナーが西洋出身だと
この食事の問題を抱えることが多いです。
私の今の職場に中国系フィリピン人の同僚がいますが、
彼女のパートナーがヨーロッパ系ニュージーランド人で
食事を彼に合わせているので野菜をなかなか食べられず苦労しているそうです。
このカップル、毎日料理しているのは彼女なんですけどね…。
彼女の方が特に好きでもない西洋料理を頑張って覚えて、
毎日献立を考えて作っているそうです。
しかも彼が好きな野菜が少なく、
買える野菜の種類が限られているのだとか。
彼と同棲を始めるまで完璧に綺麗だった彼女の肌は、
野菜不足で少々荒れるようになってしまいました。
上記の外食でのベジタリアンメニューの話を彼女にしてみると、
「私もそう!一人でベジタリアンのレストランに時々行って、
野菜を思う存分食べてる」と爆笑していました。
彼女の他に台湾人と白人系ニュージーランド人のカップルを知っていますが、
このカップルも台湾人の方が相手の野菜嫌いで苦労していました。
外食では野菜だけ/野菜が多いメニューを頼み、
自分のためだけに料理する時は思う存分野菜を食べるという…。
同じアジア人がパートナーの場合は、この問題は聞きません。
付き合っている分には問題にならないのですが、
一緒に住むとなると食文化の違いは大きいです。