悪徳雇用主下でのニュージーランド永住権申請は難しい?

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ニュージーランドの永住権がダメかもしれなくなりました。

 

私のパートナーの雇用主が中国人23人を搾取して
移民局の調査を今受けている
とのこと…。

その中国人達は中国にいた時点でブローカーに一人当たり数万ドルのお金を払い
それで取ったEmployer specificのWork visaで入国して社宅に住んでいたそうです。

彼らはWork visaのスポンサーになったその雇用主のためにしか働けないのに、
雇用主側が仕事を一切与えず、あげくに社宅も追い出したと。

しかも社宅から彼らを追い出す時に雇用主は警察まで呼んだらしいです。

雇用主側は潔白を主張してるらしいですが、これはたぶん黒では…。

被害者である彼らのビザの条件を変えて、
他の雇用主のために働けるようにするよう
United Unionという組合が‘移民局に今圧力をかけているらしいです。

この前の雇用主は、ビザがないトンガ人をニコニコ現金払いで雇っていて
それが移民局に見つかって調査されていました

その調査のタイミングが彼のビザが切れる一年前弱くらい前で、
他の会社に移るべきかギリギリまで様子を見て、
やはり無理そうということで今の雇用主に移ったという経緯があります。

彼の同僚で、ビザが切れるからどうしても、ということで
移民局の調査中に新しいワークビザを取ろうと仕方なく申請したら
却下されていたのを見て、彼は転職を決めました。

移民局の調査中は、ビザ申請を出しても却下されるようです。

確かにそれはそうで、疑わしいとされて調査を現在進行形で受けている会社が
スポンサーするワークビザの申請を却下するのは筋が通っています。

これが二年前の話で、今はまたこの雇用主は
ワークビザのスポンサーをできるようになったようです。

会社の名前は微妙に変わったそう。

そして、今回。

つまり彼のNZでの職歴は全て(といっても二社)が
悪徳な雇用主の元ということに
なってしまいました…。

でも前の雇用主はもう信用が回復したみたいだし、
そっちはあんまり心配しなくてもいいのかもしれません。

移民弁護士は「一般的に、そういう雇用主に雇われていたという経歴は
ビザ申請の時に触れない方がいい」
と言っていますが、
触れなかったら彼はNZでの職歴が一切なくなってしまうのでそれは無理。

隠すどころか前面に出すしかないという状態です。。

前の雇用主のことが起こった時は、目の前が暗くなったというか
「なんて運が悪いんだ…もう終わりだ…」と私は凄くショックでした。

でも二回目になったらどこか慣れたというか、
第一報を聞いた時もちょっと笑ってしまいました

「えっ、そんなことある?転職先までまた調査対象なんて面白すぎる」と思って。

彼は「もう俺はこれ以上ワークビザは取らない。
ここの永住権のために何年もトライし続けるのは嫌だ。
前のワークビザの時もそうで、この国で何かビザを取ろうとするといつも障害が出てくる。
今回の永住権申請ができないとか、申請を出しても通らなかったんだったら、
もうそれはそういう運命じゃなかったんだ。
アイルランド人は36歳までカナダにワーキングホリデーで行けるから俺は後二年あるし、
ニュージーランドがダメならカナダに行く」
と。

問題は私で、彼がカナダにワーホリで行くのなら、
ワーホリの配偶者は一年につき半年しか滞在できない
(働く権利もない)ということですかね。

私は正直、そうなったらもうカナダよりはアイルランドに住みたいですが。。

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