IELTS8点ホルダーが、英語を勉強していなかったという嘘

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IELTS8点を取った、と言うと英語の勉強法をよく聞かれます。

その度に、「私は英語の勉強をしてないんです」と答えてきたのですが、
実は勉強しているのではないか、と最近気づきました。

先日、ニュージーランドに留学していたことがあり、
今はIELTS8点を目指して勉強している日本人の方のツイートを見ていると
お勧めの勉強法として、「Youtubeで興味のある動画を英語で見て、
さらにその動画についている英語のコメントを見ると自然な表現が学べる」
と発信していたのですね。

私はそれを見て「えっ、それって勉強なの?
普通に皆してることじゃないの?」
とまず思ったのですが、
そのツイートには「それは思いつかなかった!勉強になりそう!」
という返信が大量についていて、そこで気づいたんです。

「英語のコメントを読むのって、英語の勉強なんだ…」と…。

何を当たり前のことで驚いているんだ、と思われそうですが、
私はその瞬間までそれが英語の勉強だと認識していなかった訳です。

机に向かって文法を勉強したり、
さして興味がない動画だけれども英語の勉強のために頑張って毎日視聴する、
などそういうことを英語の勉強と捉えていたので。

多分、私が「英語の勉強」と意識せずに
英語の勉強をしていることが沢山ある
のだと思います。

最近では、無職で時間があるのに任せて英語でテレビ番組を毎日2時間は見ていたり
英語でコロナウイルスに関するニュースをたくさん読んだりしていますが、
それも勉強になっているのでしょう。

二年前に8点を取った時は
その一年前からオークランドにある日系の会社で働いていて、
仕事でビジネスメールの書き方を強制的に学んだり、
日英、英日翻訳を大量にしなければならず
毎日ネットで分からない英単語の意味を調べたりしていたので
それで英語力が飛躍的に伸びたと思われます。

仕事を毎日やっとこなしていっていただけで、
英語の勉強という意識ではなかったです。

そんな状態で、受験直前には二週間前から対策はしましたが、
ケンブリッジ大学出版から出てる公式の過去問題集二年分を
二回ずつ解いて問題形式に慣れただけで、他には何もしませんでした。

私が解いた問題集は、ケンブリッジ大学出版のこのシリーズです。

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私が受験した2016年当時の最新版は10だったので、
10と9を解きました。

今だと14と13を解けば良さそうです。

一度目の受験で8点を取ったわけではなく、2012年から何回か受験しています
(私のスコア遍歴は先日出版した本に記載)。

こうして考えてみると、もしかしてIELTSで8を取るには
英語の勉強と意識しないほどに日常で苦がなく英語を使い、
試験直前には過去問題集を解いて形式に慣れるだけで
本番で問題に楽々と回答できる英語力が必要
ということなのかもしれません。

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