自分は人を見抜けないのかもしれないと感じた出来事

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年も明けたし仕事をそろそろ探すつもりです。

5年くらい前に、とある日系の留学エージェントのオフィスで
一ヶ月だけの短期で働いていたことがあって、
その後一回だけ自宅でできる作業を振ってもらったことがあったので
また単発で仕事があるか聞いてみようとふと思い立ちました。

そこで早速そのエージェントの名前をGoogleで検索したら、
会社のホームページがなくなっていました。

どうも倒産してしまったようです。

というか、そのエージェントの名前での検索結果の一位が
「〇〇(エージェント名)被害者の会」でした…。

一体何があったのだろうとそのページを見てみたら、
社長が悪行の限りを尽くしていたようです。

それで、被害に遭った生徒の保護者複数が日本で立ち上がって
裁判の準備をしているとのこと。

私がオフィスで働いていた時に感じた印象だと、
その人は根が明るい、元気な人という感じでした。

仕事もちゃんとしていたように見えました。

人って少し関わっただけでは本当に分かりませんね…。

思えば、オーストラリアでも似たようなことがありました。

ワーキングホリデー2年目でシドニーのゲストハウスで暮らしていた時に、
同じゲストハウスの違う部屋に泊まっていた女の子がすごくいい子で
「良い友達になれそう」と思っていたら
その子がある日いきなり荷物が全てそのままの状態で失踪したことがありました。

「犯罪に巻き込まれたか」
「最近彼氏に浮気されたと言っていたからまさか自殺か」
などと他の宿泊客たちと物凄く心配していたら、
実はその彼女は実は以前から14歳と偽って売春していたため
警察から指名手配されていて、
その時は警察からの追手がついたので単に逃げただけだった
ということを
数日後に知らされて愕然とした時のことを思い出しました。

 

私は人を見抜けないのかもしれません…。

 

 

その留学エージェントの仕事はリクルートメントエージェント経由で得たものでした。

仕事が始まる前に「会社側があなたを気に入れば、
社員登用されてワークビザを出してくれる可能性もあります」

とリクルートメントエージェントに言われていました。

その時は私のビザをサポートすることがパートナーの重荷になっていたので
自分なりに頑張ったのですが、仕事内容と社風が合わず。

当時は「自力でワークビザのチャンスだったのに…」
と社員登用されなくて少し落ち込みましたが、
今から思えばされなくて本当に良かったです。

保護者達からの告発で会社が傾き始めたのが
私が勤め終わって一年以内だったようなので、
もし仮にワークビザをそこにスポンサーしてもらっていたら
悪徳雇用主での職歴がついてしまい、
その次のビザ申請の時にとてつもないトラブルになっていたでしょう。

短期的な目で見たら「自力でのワークビザのチャンスを逃して残念」だったのですが、
長期的な目で見たら、逃して本当に良かった
です。

人生は本当に分かりません…。

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