何もしない時間が苦手なアジア人と、大好きな西洋人

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旅行先で何をして過ごしたいかという趣向が
アジア人と西洋人ではかなり違うようです。

アジア人は「せっかくの旅行だから」と予定を詰め込む傾向があります。

典型的なのがパックツアーで、
旅先での時間を少しでも無駄にするまいと
観光先でせわしなく分単位で動き回りますよね。

個人旅行でも、事前にガイドブックなりで下調べして
観光地を効率よく回る計画を立てたりして
現地では観光や名物料理を食べたりと忙しいです。

ところが、西洋人はこれとまるで逆で、
「何もしない時間こそが最高の贅沢」という考えの人が多いです。

旅行先のホテルのプールサイドで何もせず
ただビーチチェアに寝転がって読書をしたり、
ビーチに行って砂浜にシートを敷いて
寝転がってひたすらボーっとしたりなどで満足するようです。

私のアイルランド人のパートナーが言うには、
「毎日何かをするので忙しいのだから、
旅先では何もしたくないのが当然」
とのことでした。

だから一緒に旅行に行くと、
忙しく動き回りたい私とゆっくりしたい彼で毎回揉めます

ニュージーランド人のパートナーがいる元シェアメイトの台湾人の子に聞いてみても、

「パートナーとその友人たちとビーチに行く話になったので、
自分の台湾人の友達も誘って一緒に行ったら
パートナーとその友達たちはビーチに到着するなり日向で寝転がりだして何もしなかった。
自分と自分の友達は不思議に思いつつも、とりあえず一緒に寝転がってみた。

10分くらい経ってもただ何もせず寝転がっているだけだから退屈で、
戸惑った友達が『え?これからどうするの?』と自分に聞いてきたので
パートナーに聞くと
『何もしないよ。ただこうして寝転がって太陽を楽しむだけ』
という答えが返ってきた。

それを伝えると、友達は『そう…』と言って一緒にひたすら寝転がる一日を過ごして、
その後誘っても私のパートナーが一緒と分かると応じてくれなくなった。
あまりに退屈だったからだと思う」そうで。

しかも台湾人女性は日本人女性と同じく日光を避けたい人達なので
日向に寝転がるというのも日焼けするので嫌だったと。

白人は男女とも「日焼けするのはかっこいい」という考えですが、
アジア人女性は「日焼けは嫌だ。シミができるし、老化が進む」という考えですしね…。

その台湾人の子には、台湾の五つ星ホテルで働いている友達もいるそうで、

「欧米からの観光客はホテル内のプールサイドでデッキチェアに座って
お酒かジュースを飲みながら何もせずただ寝ているか、
本を読んでいるだけ。
寝るのも読書も自宅でできるのに、
お金も時間もなんてもったいないんだろうといつも思っている」

と彼女に話してくるのだそうです。

彼女も私も同じ意見で、
「ゆっくりするなんて自宅でもできる。
お金と時間をかけて行った旅先で一日中何もしない意味が分からない」

と思ってしまいます。

ちなみに、彼女も旅行に行くたびに
色々と忙しく見て回りたい彼女と、
滞在先のホテルでテレビでも見てボーっとしたいパートナーで揉める
そうです。

何もしないのが好きな西洋人でも
さすがに一切何もせず旅を終えることはなく観光をしたりはしますが、
事前に綿密な計画を立てて…ということはなく適当にブラブラします。

それで目についた場所に行ってみたり、
おいしそうなレストランがあればそこに入ったりと
行き当たりばったりなことが多いです。

アジア人とは真逆のスタイルですね。

旅行先で過ごし方について揉めるのは
西洋人とアジア人カップルあるあるなのかもしれません。

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