ワーキングホリデービザで渡航するにあたっては
最低でも100万円はあったほうがいいと言われていますが、
そんなに必要ありません。
渡航先によるかもしれませんが、
オーストラリアとニュージーランドでは
まず100万円もいらないと思います。
渡航後しばらく語学学校に行ったり
ホームステイをするなら必要かもしれませんが…。
語学学校に三か月ほど行ったとしても、
ホームステイをしなければ
航空券や保険を除くと50万円ほどで十分です。
語学学校に行ったとしても、
学校に行きながらアルバイトができるので
仕事さえ見つかればその間に収入が入ります。
ウエイトレスの仕事でも見つかれば、
最低賃金とはいえ週3日以上入れば
生活費の赤字はおそらく消えます。
学費の分のみ赤字になる感じですね。
いいアルバイトが見つかれば、赤字解消どころか
黒字に傾く場合もあります。
また、オーストラリアでは土曜日に働くと
時給が50%増し、日曜日だと時給が倍になります。
ですから、NSW州の場合だと、
最低賃金職種のウエイトレスで働いたとしても
学校が休みの土日に丸二日働けたなら、
・土曜日:時給16ドル×1.5倍×8時間=192ドル(約19000円)
・日曜日:時給16ドル×2倍×8時間=256ドル(約25000円)
これで合計、448ドル=約44000円です。
飲食業だと土日出勤が求められることが多いです。
家賃の安いシドニー西部で個室となると、
家賃は大体週200ドルほど。
食費は自炊すれば週50ドルほど。
雑費や交通費などが、私の場合は合わせて週100ドルほどでした。
出費は合計350ドル。
毎週100ドル弱貯金できる計算です。
残念ながら、ニュージーランドは土日祝日に働いても
時給は跳ね上がりません。
ただし、ワークビザや永住権が取りやすいので
一長一短といったところでしょうか。
それでも週20時間ほど最低時給で働けば
赤字は解消です。
ですので、日本で時間を取って100万円貯めるよりは、
もう50万円貯まったら渡航した方がいいです。
日本から早く出れば出るほど、被曝の影響を小さくできるので。