なぜ投資をしないのか不思議がられる日本人

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数日前から、ちまちまと投資の勉強をし始めました。

といっても、投資関係で使われる用語に目を通しているだけの程度なのですが…。

投資をするならきちんと勉強してからでないと危ないし、
訳も分からずお金を突っ込むのはただの賭博なので。

きっかけは、同僚の中国人から
「なぜ日本人は投資をしないの?」と先日聞かれたことです。

彼女の息子は数年前に日本に引っ越して仕事をしていて、
最近貯金がある程度できたのだそうです。

それで日本で投資を始めたくて、
日本の職場で周りの日本人に話を聞いても
誰も投資をしていないことに驚いたのだとか。

その話を聞いていた時にされた質問でした。

「日本人は、貯金を銀行に預けておくだけなのはなぜ?
銀行に預けていてもお金は少ししか増えないでしょう」
と。

中国人と話していると、お金や投資の話題が物凄く出てきます。

家族や友人ともそういう話をしていて、
投資が非常に身近なものみたいです。

私は投資をしてみようなんて考えたこともなかったし、
正直「投資」と言えばお金持ちが大金をかけてするもので、
ルールも関連の法律も複雑で分からないし、
リスクが非常に高く庶民の自分が手を出すと破滅を招くのでは…
というネガティブなイメージがあります。

家族でも友人でも、周りに投資をしている日本人は知る限りではいません。

最近では日本でも政府が投資を奨励しているようなので、
以前よりも身近になってきてはいるのかもしれませんが。

あとは、ニュージーランドに来てからは
銀行の貯蓄口座の金利が高くて、
それで満足してしまっていた
というのもあります。

私が口座を持っている銀行では一年の定期預金口座の利率が6%
貯蓄用の口座の利率が5.25%
毎月少額とはいえ利子が入ってくるので、
0.01%などの金利に慣れてしまっている日本出身の私としては
それだけですでに不労収入を得ている満足感があるというか(笑)

例えば、100万円を一年の定期預金口座に預けていたら
年間で6万円、毎月にして5000円が貰えます
(実際には、自分の収入に応じた税率が適用されるので
そこから17.5%、30%などの税金が引かれた額が懐に入ります)。

それで毎月ちまちまと貯金しては、月末に口座を確認して
「今月も不労所得が少し増えた」とホクホクしていました…。

同僚の話を聞いていると、少額でも投資はできるし、
株売却で得た利益はキャピタルゲインで税金もかからないとのことで
1000ドルくらい(今のレートで9万円くらい)なら投資してみてもいいかも、と考え始めました。

その同僚は物凄くお金持ちという訳ではないですし(働いている時点で…)、
株を売却した利益や株主への配当で旅行に行く、などと聞くと
急に投資が身近なものに思えてきました。

身近に感じ始めたとはいえ、
どんな種類の投資があるのか、
株を買うなら株をそもそもどうやって買えばいいのか、
投資で得た利益は本当に税金を一切払わなくていいのか、
どのブローカーを選べばいいのかなど何も知らないので、
まずは勉強を頑張るつもりです。

ある程度勉強したら、実際の市場を反映した投資のゲームがあるみたいなので、
慎重な私はそれを使ってシミュレーションから始める予定です…。

ゆくゆくは、毎年10万円でも利益が出るようになったら嬉しいです。

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