円満退職を諦めたら実現していなかった、和やかな退職日

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今年の3月から始めた仕事ですが、早くも退職しました。

退職理由は上司が嫌だったからなのですが、
上司から惜しまれつつ円満退職をすることに成功しました。

退職日も淡々と仕事をし、
退勤時間になったので帰ろうとしたら
同僚から呼び止められて社長のオフィスに連れて行かれました。

社長のオフィスに入るとオフィスの皆が揃っていて
上司から「今までありがとう!お疲れ様!」
鉢植えの花と寄せ書きをされたカードを渡されました。

この記事の写真は、その時にもらった鉢植えの花を家で撮影したものです。

私は本当に何も期待していなかったので驚いて、
「こんなことをしてもらえるとは全然思っていなくて…。
びっくりしました。嬉しいです。ありがとうございます」とお礼を言うと、
上司から「私を理解しようとしてくれてありがとう。
もしあなたを傷つけたことがあったならごめんね」
と言われました。

「あっ、自分が問題だっていう自覚はあるんだ」と思いつつ、
何と返せばいいか分からずそれには曖昧な笑みをたたえるしかできませんでした。

ちなみに、他の皆は苦笑いしていました…。

社長からは「またいつでもオフィスに寄ってね!」と声をかけられつつ和やかに社長室を去り、
水面下で必死で転職活動をしている同僚と一緒に会社から出ました。

その同僚とは、別れ際に
「あなたならきっと来年一月すぐにいい仕事が見つかる。
私も転職が成功したら連絡する」
「そっちも、来年になればすぐにいい転職先が見つかると思う。
転職活動頑張って!連絡待ってる!」
とエールを送り合いました。

その会社ではいい仕事ぶりは当然とされ認められず、
私と違って長年勤めていい仕事をしている従業員にも昇給せず
それでいて些細なミスをした時は「なってない」と責めてくる文化
でした。

だから退職日も何もないだろうと予測していたのですが
思いがけず労を労ってもらえたので
これは意外で嬉しかったです。

在職中に面と向かっては評価されなかったものの、
自分の仕事ぶりは認められていたということなので。

こちらでの事務仕事を合計4年したので
すっかり事務職の経歴がついてしまいましたが、
事務の仕事には飽きてしまいました。

事務の仕事というのは、
「誰にでもできる、でも時間がかかる面倒な仕事をやること」なので
やってても特に勉強にはならないし、
人によっては露骨に雑用係扱いしてきて嫌な事が多いんですよね。

「そんな事くらい、自分でやれば?」ということまで頼んでくる人が結構います。

事務の仕事は会社にとって不可欠なのも分かります。

それでも、やはり
「時間さえかければ、誰にでもできる仕事」
なのでお給料は安い
んですよね。

扱いが悪い、お給料が安い、スキルもつかないという。

でも、スキルがなくても現地語さえできれば誰にでもできる仕事だからこそ、
私のような手に職がない外国人でも潜り込めたという利点もあります

おかげで現地での職歴を付けられたし、
フルタイムパーマネントであれば安定した収入があり
お給料が安いとはいえ贅沢しなければ貯金できる額は稼げます。

今年いっぱいは無職を満喫して、
今後どういう仕事に就きたいかしばらく考えたいです。

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