「俺を変えてくれ」と言われても嫌だし無理です

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今年のクリスマス休暇はパートナーが珍しく
「北島のどこかに二人で旅行に行こう」と言っていました。

でも、ここ数年の彼はアルコール依存症が進んで貯金ができないし嘘ばかりつくので
良さそうな行き先の候補だけ伝えて、
私は彼の言葉を全く信用せずに何の手配もしませんでした

去年までの私なら、喜んですぐに行き先を決めて
宿だけでなくアクティビティーの手配までしていたでしょう。

そして旅行に行っても、家と違って二人で同じ部屋で寝るので
酔った彼の大きなイビキと寝言で毎晩寝られず、
疲労困憊でただ疲れるだけの旅行となっていた図が想像できます…。

彼は「旅行に行こう」と言うばかりで、
いつなら行けるのか、何泊がいいのかなどの
具体的なことは「考えておく」と繰り返すばかりで、
そうしているうちにもう12月も中旬に差し掛かりました。

そして今日、酔った彼から「宿泊施設を取ってくれ」と頼まれたので見てみましたが、
ほとんどの宿泊施設はもう予約が埋まっていて取れず、
残っている場所は高額な場所かバックパッカーのバンクベッドばかり。

それでもまだお手ごろな価格で綺麗な施設が一件残っていたので、
「旅行中ずっと素面でいてくれるなら予約するけど、どうする?」と聞くと、
「宿泊施設は君のためだけに取って。俺は外でどこか適当に寝るから」
という答えが返ってきました。

ギョッとして、「私にイビキと寝言について文句を言わせないためと、
旅行中も飲酒するために外で寝るってこと?」
と聞いたら、
「お酒は飲むかもしれないし、飲まないかもしれない」と…。

そこでついイラっとしてしまい、
「外で寝ることにしてまでお酒が飲みたいの?
たった3-4日間素面でいるのはそんなに難しい事なの?」

と聞いてしまいました。

すると彼は、「コロナの規制に毎日従うのでうんざりなのに、
君の規制にまで従うのはうんざりだ。
君が全く妥協しないから、対処しようがない。
もう旅行は無しだ」と激怒していました…。

それに対して私も激怒して、
「私は十分妥協してきた。
そっちの意向を汲んで、二人だけで旅行に行くのを六年間我慢してきた。
六年ぶりにやっと一緒に旅行に行けることになって、
その旅行の数日間だけ飲酒を控えてくれと言うのは頼みすぎなのか?
旅行は無しでいい」
と言い返しました。

二人で行くのに、うち一人が飲酒したいがために一人で野宿する旅行って一体…。

とにかく、これで旅行は無しになりました。

しばらく後に頭を冷やした彼が謝罪してきて、
「もっと良いパートナーになりたいから、俺を変えてくれ。
変えられないなら、君は俺から離れるしかない
(自分はあまりにも悪いパートナーだから、という意味)」
と頼まれましたが、
「嫌」と即答で断りました。

「他人の私があなたを変えるのは無理。変わりたいなら、自分が自分を変えないと。
かつて私はあなたを変えようと数年間頑張ったけど、無駄だった。
私は私のことだけに集中するから」
と理由も説明しました。

「でも、君はいつも俺や周りを助けてきたじゃないか」と言われましたが、
「それが私の問題点で、他人の問題まで引き受けてしまうから私は疲れていた。
私は自分の問題しかもう引き受けない。私は変わる」
と返すと、
「何で変わる必要があるんだ!」と若干驚かれました…。

依存症者的には私に変わらずに世話をし続けてほしいんでしょうが、
私はもう彼の世話をするのはうんざりです。

共依存からいよいよ脱却できてきたかなー、という感じです。

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